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民泊儲かり度 都道府県ランキング! Airbnbでの平均売上と都道府県別平均家賃から見えてきた意外な事実!

最終更新日 : 2017年9月20日 民泊新法も可決され、騒がしくなる民泊周辺。新しい業者も増え、サラリーマンの皆様も副業で参入しようと必死です。

全国各地で騒がれていますが、どこでも儲かるものなのか。答えはNo。儲かる地域とそうでない地域は当然存在します。

 

そこで、今日は下記の4指標を元に民泊で儲かる都道府県をあぶり出したいと思います。

 

元にした各機関発表の指標はこちら

 

今回参考にしたのは下記

 

①都道府県別の延べ宿泊者数・外国人延べ宿泊者数・宿泊施設の定員稼働率、客室稼働率(2016 年(平成 28 年)

観光庁

 

②都道府県別の平均家賃

都道府県格付研究所

 

③Airbnbの都道府県別売上

AirLABO

 

④空室率

不動産投資情報局

 

以上の指標を元に調べてみました。全都道府県を表にしても見難いので、訪日客の多い上位の都道府県のみを記載しています。全都道府県版はまた後日。

 

民泊といっても外国人が多ければいいというものではありません。貸し出す前に物件を借りる必要があります。そこで、都道府県別の平均家賃からおおまかなコストを算出

 

その上で、各都道府県のAirbnbでの月の売上から各都道府県の平均家賃を差し引く形でどの程度儲かるのかまで出しています。

 

参考に各都道府県の空室率も載せています。

 

大それたSWOT分析も駆使

 

これらの指標は、ビジネスを行う上での基本中の基本SWOT分析を元に行っております。

 

S(強み)

仕入れコストの安さである家賃から判別

 

W(弱み)

空室率が低い地域は物件を見つけ難い為、民泊向きでは無いと判断出来る

 

O(機会)

述べ宿泊者数で判別

 

T(競合)

競合の多さをAirbnbでの売上から推測

 

ようはビジネスやるなら最低これだけは分析しておけよという指標ですね。

 

儲かるのは北海道!

 

では早速ランキングを発表! もうかる順にこちら!

※スマホでご覧の方は画面を横にすると表が見やすくなります

都道府県 儲かり度 外国人延べ

宿泊者数

月平均家賃(円) 月平均売上(円) 空室率 総合指標
北海道 200,474 692 39,542 240016 13.77% 27605
沖縄県 170,202 448 41,753 211955 9.88% 16816
京都府 122,730 482 50,362 173092 12.68% 15562
東京都 117,644 1806 76,648 194292 10.97% 12906
大阪府 105,786 1026 53,822 159608 14.56% 15402
神奈川県 97,716 227 68,009 165725 10.70% 10456
福岡県 84,345 267 45,413 129758 12.50% 10543
愛知県 83,983 232 51,169 135152 12.08% 10145
千葉県 51,551 346 57,883 109434 11.98% 6176

 

※儲かり度=月平均売上ー1ヶ月あたりの家賃

※総合指標=儲かり度☓空室率

 

意外な一位は北海道でした!千葉でやる場合の4倍儲かる?大阪の2倍?

沖縄も第二位!福岡の2倍以上は儲かるという結果に!

 

一位の北海道のポイント

 

北海道のメリット

  • 家賃の安さ。仕入れコストがかからない。
  • 観光客が比較的多い
  • 地方という事もあって競合が少ない為、月平均売上でも他地域を圧倒。
  • 空室率も高く、将来性も有

 

北海道のデメリット

  • 面積が広い為、平均家賃といっても札幌とその他地域の格差が大きい。札幌の家賃はかなり高くなると推測
  • 夏と冬、ピークシーズンが二回ある為、民泊新法下の最大180日で営業すると売上が落ちる可能性がある。

 

二位沖縄のポイント

 

沖縄のメリット

  • 売上と家賃の差が北海道についで大きい
  • 全国最低の平均賃金。清掃やその他かかるコストが安く抑えられる
  • 那覇空港第二滑走路が2020年に使用開始。さらなる観光客の増大が見込める
  • 冬場は閑散期の為、民泊新法下の最大180日向き

 

沖縄のデメリット

  • 空室率が全国的2番目に低い。物件を探すのが大変

 

東京は観光客自体は多いのですが、家賃が高く仕入れコストがかさむ為4位という結果に

競合が多いのも起因しているのでしょう。大阪も同様かと思われます。

 

ビジネスといえば一般的に東京大阪が最も「儲かる」のですが、こと民泊においては、北海道と沖縄という2地域がトップ2に躍り出るのが印象的でした。

 

近く、全都道府県バージョンも発表したいと思いますので、お楽しみに!

 


 

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