公開日: 2021年7月9日
最終更新日 : 2024年9月3日
OTAハック第三段は楽天トラベル!国内最大のOTAだけあって利用していないホテルは無いのではないでしょうか。本日のハックはマップ表示について!OTA担当者は知っていても一般ユーザーは知らない人がほとんど!これを頭に入れた上で販促を行っていきましょう!
ランキングページ
OTAで地名で検索した時に、まず始めにユーザーが目にするのが、売れ筋施設一覧です。楽天トラベルの場合、1ページ目には30施設が掲載されます。このランキング上位に掲載される事で予約数が大きく変わってくる為、どの施設もランキングは上位表示させたいはず。
特に1ページ目と2ページ目ではアクセス数が大きく違ってくる為、2ページ目上位にいる施設はあらゆる策を講じて1ページ目にいきたいものです。
施設一覧の例
マップ表示とは
売れ筋一覧から予約も可能ですが、施設のいち関係を把握したい時等に、施設をマップ上に表示させる事も出来ます。
百聞は一見に如かず。実際のマップをみてみましょう
マップ表示の例
駅チカのホテルを探している時や、海に近い施設を探している時等に便利な機能です。私は、出張等で目的地近くのホテルに宿泊したい時等によく利用します。
このマップ表示で意外と知られていないのですが、
実はマップ表示にも2ページ目というのが存在するのです!!!
他OTAはマップ表示に切り替えると、マップ内に登録されている全ての施設が表示される為、探しやすいのですが、楽天トラベルとじゃらんは、このマップに表示されるのが、ランキング1ページ目の施設のみなのです!!よく見るとマップ内のピンが30番までしかありませんよね。2ページ目以降の施設はページを切り替えるボタンを押さないとマップ上に表示されない仕様なのです!!
私もいちユーザーだった頃は全く知らずに1ページ目のマップ表示をしてそこからホテルを予約していました。2ページ目以降に安く良いホテルがあったとしても、私のように気づかないユーザーが多くいるという事なのです。
マップ表示の怖さと対策
特にマップから選ばれるような立地が良い施設(駅チカ、海チカ、観光地近く等)は注意が必要です。そういう施設で急に楽天トラベルで予約数が減った場合は、このランキングページを疑ってみた方が良いでしょう。
これまで1ページ目に掲載されていて、マップ機能で選んでもらえていたのが、2ページ目になった途端、そもそも1ページ目のマップに表示されなくなっているかもしれません。
マップにも2ページ目以降があるという事を知らないゲストにとっては、あなたの施設が存在しないも同然。マップで選ばれるような好立地の施設はもし2ページ目に落ちてしまったら、あらゆる手を使って1ページ目に帰り咲く事を第一に考えてください。
もし放っておくと、
予約減少→さらに掲載ランキング下落→さらに予約減少
という負のスパイラルに陥っていきます。
そうなる前に、プロモーションや楽天特別料金等、色々試して見て下さい。
本日は楽天トラベルのマップ機能にもページがあるというご紹介でした。
自身で予約する際にも役立つ知識ですので覚えておいて下さい。
元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。