最終更新日:2026年10月9日
ホテルでよくある忘れ物。「忘れ物があればホテルが連絡してくれるだろう」と思っていたら大間違い。一切連絡してくれないホテルもあるんです。
でも、それにはホテル側の事情があるので、どうか恨まないでください。今回は、そんなホテルの忘れ物にまつわる裏事情と、忘れ物を減らすために宿側でできる工夫をご紹介します。
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一つでも当てはまるなら読んでください!
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ホテルから忘れ物の連絡が来ないのはなぜ?
私もたまにホテルに忘れ物をします。ホテル側から「忘れ物がありました」と連絡が来るのが当たり前だと思っていたら、来ない。こちらから問い合わせると「忘れ物、ありました」と。
なんて不親切なんだ!と当初は思っていましたが、ホテル運営をサポートするようになって納得しました。
忘れ物があまりにも多いんです!
弊社でサポートしている施設は10〜20室前後の小規模ホテルが多いのですが、小さなホテルでも毎日のように忘れ物が出ます。どんなに注意喚起しても、必ずといっていいほど忘れ物は発生します。(弊社は、すべての忘れ物についてゲストにご連絡しています)
例えば、少しでも注意喚起になればと、こんな貼り紙を作って客室に掲示してみました。
それでも、忘れ物はまったく減りません。
これが100室、200室あるホテルなら、毎日何十件もの忘れ物が発生しているでしょう。それを1件ずつゲストに連絡していては、現場が回らないのです。
🧳 連絡しないホテルがある理由
- !客室が多いほど、毎日何十件もの忘れ物が出る
- !連絡しても、ほとんどが「破棄してください」か返信なしで無駄骨に終わる
- !1件ずつ連絡していると、清掃やフロント業務が回らなくなる
全国チェーンのホテルでも、連絡しないのが基本だったりします。特に客室が多いほど、片っ端からゲストに連絡する余裕がないのでしょう。民泊や小規模ホテルなら、どうにか回せる件数なので、連絡してくれるかもしれません。
ただし、すべての忘れ物を放置しているわけではありません。基本は連絡しないホテルでも、財布やスマートフォン、パスポート、貴金属・アクセサリーといった高価なものや貴重品は、宿泊者に連絡するという対応をとるところもあります。
💎 ホテルから連絡が来ることがある忘れ物の例
- ✔財布・現金・クレジットカード
- ✔スマートフォン・パソコンなどの電子機器
- ✔パスポート・運転免許証などの身分証
- ✔貴金属・時計・アクセサリーなどの高価なもの
反対に、充電ケーブルや衣類、化粧品などは「連絡なし」で保管だけ、というケースも珍しくありません。ホテルによって対応は異なるので、心当たりがあれば自分から問い合わせるのが確実です。
宿側でできる忘れ物対策|貼り紙は客室だけでなくエレベーターにも
忘れ物を完全になくすことはできませんが、チェックアウトの直前に「忘れ物はないかな?」と思い出してもらうことで、減らすことはできます。
先ほどの「特に多いお忘れ物ランキング」の貼り紙は、客室に貼るだけでは見慣れてしまい、効果が薄れがちです。そこでおすすめなのが、客室だけでなくエレベーターにも貼ることです。
エレベーターは、ゲストがチェックアウトのときに必ず通る場所です。荷物を持って部屋を出たあと、ドアが閉まるまでの数秒間に目に入るので、「あ、充電ケーブル!」と気づいて部屋に戻ってもらえるチャンスになります。
📌 忘れ物リマインドの貼り紙を置く場所
- ✔客室:クローゼット・洗面所・コンセントの近くなど、忘れ物が出やすい場所
- ✔エレベーター:チェックアウト時に必ず目に入る、ボタンの横や正面の壁
- ✔フロント・出入口:鍵の返却場所やドアの内側など、宿を出る直前に見る場所
ランキング形式にすると、「よくある忘れ物」が具体的に伝わり、自分ごととして読んでもらいやすくなります。多言語のゲストが多い宿なら、英語・中国語・韓国語を併記するのも効果的です。
ホテルに忘れ物をしてしまったら
ホテルの客室で見つかった忘れ物の扱いは、旅館業法ではなく遺失物法で定められています。
ホテルは忘れ物を見つけたら、速やかに持ち主に返すか、警察に届け出なければなりません(遺失物法 第4条・第13条)。警察に届けられた忘れ物は、持ち主がわからない場合に公告され、3か月間持ち主が現れるのを待ちます(同法 第7条第4項)。
つまり、ホテルから連絡がなくても、忘れ物はホテルで保管されているか、警察に届けられていることが多々あります。「連絡がないから、忘れ物は客室になかったんだろう」と思わずに、一度確認してみましょう!
📝 忘れ物に気づいたら知っておきたいこと
- ✔食品などは、衛生上の理由ですぐに破棄されてしまいます
- ✔小規模ホテルや民泊は保管場所が限られるため、「保管はチェックアウト日から1週間」など独自の規約がある場合も
- ✔忘れ物が残っていれば、着払いで送ってもらえることがほとんど
忘れ物に気づいた時点で、すぐにホテルへ連絡するのがいちばんの近道です。諦めずにご確認を!
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現在は沖縄県を中心に200室以上の宿をサポート中。
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