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沖縄で民泊するならどのサイトが適切?話題の「途家」のメリットデメリット

最終更新日 : 2017年9月20日 沖縄で民泊をするなら、Airbnb以外でどこをつかうのがいいのか?最近話題の中国最大手「途家(トゥージア)」について考えてみます。

立地的に日本本土から遠く離れている事もあり、インバウンド旅行者の内訳割合も沖縄特有のものがあります。そんな中、民泊をするならどのサイトを使ってどのエリアを取り込んでいくのが適切なのでしょうか。

 

途家のメリット

やはりメリットは楽天との提携でしょう。楽天と提携する事で、楽天ユーザーの取り込みが用意に行える=日本人客の取り込みが可能。なんだかんだ言っても、国内旅行市場の大半は日本人客なので、ここを取り込めるのは大きいかと思います。楽天ポイントがあるので、恐らくAirbnbよりも日本人利用者が多くなるのではないかと予測出来ます。

 

民泊仲介の中国大手「途家(トゥージア)」が楽天と提携 訪日客の争奪戦が激化

https://dot.asahi.com/wa/2017080200104.html

かつ、中国圏の沖縄への渡航者は下記の通りで、かなりの部分を占めます。

 

沖縄全体  876万9200人

中国本土  43万5000人

台湾    65万2000人

香港    21万8000人

中華圏全体 130万5000人 (全体の14.9%)

 

参考)

【年度】平成28年度入域観光客統計概況(平成29年4月20日発表)

http://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseisaku/kikaku/statistics/tourists/h28-f-tourists.html

 

途家のデメリット

メリットだけではありりません。デメリットとしては、日本人と中国人ゲストだけになってしまう点。日本と中国の祝祭日だけが忙しく、他の閑散期の集客に苦戦してしまうでしょう。また、人種差別を行うつもりはありませんが、中国人を嫌う日本人もまだ多いのも事実。隣人からクレームが入ってしまって民泊続行が不可能になる可能性も否定できません。

また、将来的な外交リスクや中国バブル崩壊による中国人観光客の減少を考えると、一カ国のみに偏ってしまうと、何かあった場合にかなりのダメージが出てきます。リスク分散は検討する必要があるでしょう。

 

結局どこの民泊サイトを使うのが最適か

 

メリットをうけつつ、デメリットを回避する方法として、やはり中国系他サイトの併用になるでしょう。オススメとしては、大手Airbnbと、Homeawayを活用して、他の国からのゲストの割合を増やす。オーバーブッキング対策にはiCalを利用。途家もAirbnb、HomeawayもiCal活用で空室を連動出来ます。

 

中国民泊の途家がiCal対応。iCalカレンダーの設定方法

https://airstair.jp/tujing-ical/

 

ただ、途家の連動更新は10分おきなので、中国の祝祭日等、予約が殺到する時期はどちらか1サイトに絞るなりしてオーバーブッキングしないよう対策が必要でしょう。

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