ガイアの夜明けで紹介されていた宿泊施設支援企業とは? 委託する際の注意点まで

先日、「ガイアの夜明け」で、潰れかけの旅館を再生するドキュメンタリーが放映されました。

ガイアの夜明け【大改革! ニッポンの宿】2017年9月12日170912

潰れた旅館を宿泊施設を支援する企業が買収して立て直していくというもの。世界最大手の旅行会社エクスペディアとの提携等、色々と紹介されていました。

果たして宿泊施設支援企業とは一体どんなものなのでしょうか。

宿泊施設支援企業とは

宿泊施設支援企業とは、以前に紹介した「民泊運営代行業者」とは少し違っていて、旅館業の許可を取得した宿を支援している企業です。大手ホテルと提携している所もあり、主にウェブ販売の提案、アドバイスをおこなっています。

番組内では、通常の支援とは違って、買収した上で経営にまでタッチしていますが、通常はそこまでしません。宿泊予約サイトへの登録から、販売方法の提案までです。

番組内で紹介されていた「リバティ」さんは歴史のある会社ですが、実はこういった企業は近年、雨後の筍の如く出てきています。業界ではPMC (Property Management Company) 等と呼ばれ、ウェブ販売等を受託しています。

ぶっちゃけどうなの?支援企業

こういった支援企業ですが、売上の5%〜20%前後を頂くビジネスモデルで、主な業務は宿泊予約サイトへの登録と販売プランの作り込み、売上改善、販促の提案等、企業によって様々です。こういったサービスは、販売開始当初は労力が要りますが、そのままほっておく事も出来ますし、軌道修正しながら販促を行う企業もあります。こういうサービスは是非とも利用した方がいい宿と、利用は控えた方がいい宿というのが当然存在します。では、どのような企業が利用した方がいいのでしょうか。

まず、利用すべき宿として筆頭にあげられるのが高齢者やITが苦手な方が経営する宿。高齢者はウェブでの販売が難しい、というより不可能なので、数%払ってでも委託した方がいいでしょう。それ以上の収益増加が見込めます。また、現場の作業が忙しくてあまりウェブに時間をかけれない宿も多少支払ってでも依頼した方が利益が増える場合があります。予約サイトに登録しただけでも多少は予約が入りますが、随時テコ入れしていかないと収益を伸ばし続けるのは難しくなります。

逆に止めておいた方がいい宿というのは、若い方やITが得意な方が経営する宿、もしくはウェブ担当者をおける程の大手の宿、ホテル。支援企業に任せるより自分でやった方がいい。というより、やらなければいけない。OTA(宿泊予約サイト)に問い合わせすれば懇切丁寧にやり方を教えてくれるはずです。

宿泊予約サイト側は当然ですが、自社サイトの事は支援企業よりも遥かに詳しいので、直接やり取りした方がいいのです。支援企業の担当者も、色々やってくれたりしてるようで、実は電話を切った後に宿泊予約サイトに電話してやり方を聞いている場合お多いのです。ならば直接やり取りした方が時差も無くて早いかもしれません。

宿泊施設支援企業を利用する際に注意する点

一部の宿にとっては欠かせない支援企業ですが、利用を検討する際に注意しておく事があります。私が実際に聞いた事がある「しっかり確認しておけばよかった!」というのをご紹介します。

まず、契約の縛り期間です。支援企業も予約サイトの登録から入る為、販売開始後、すぐに辞められたらたまったものではありません。そこで、契約の縛り期間があるはずです。当然ですね。半年なり一年なりは辞められませんよというもの。また、基本は自動延長で、該当月に申し出が無ければ自動延長になるものもあるようです。区切りの月に申し出を忘れてさらに半年延長になったという話も聞いた事があります。携帯の縛り期間みたい。。。

そしてもう一つは、契約解除後の予約サイト登録情報はどうなるのかという点。登録を販売開始時に支援企業が行った場合、支援契約解除後は予約サイトの情報は削除しますという風になっている場合があるそうです。(実際にあったそうです)

クチコミ評価が高かったりすると、非常にもったいないですよね。でもご心配無く。宿の情報は宿側に権利があります。予約サイトに申し出て話をつけてもらえば、登録内容は残しておいてくれるはずです。また、パスワードを変更してしまって、支援企業側が登録内容を変更出来ないようにする力技もあります。やり方は予約サイトにお問い合わせを!

色々とご紹介してきましたが、これらを参考に、自身の宿を宿泊施設支援企業依頼するのか、自分で頑張ってみるのか参考にしてみて下さい。


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