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ホテル vs 民泊 民泊割合に見る、ガチンコで競合している市町村はココだ! 沖縄編

最終更新日 : 2017年9月20日 ホテルと民泊、全国各地で繰り広げられる争いですが、実際にはホテルの需要を民泊がどの程度圧迫してるのでしょうか? 今日は旅館業に登録されている宿泊施設の客室数とAirbnbに掲載中(販売停止除く)のリスティングを比べて、沖縄県内のどの地域で民泊がホテルを圧迫しているのかをご紹介したいと思います。競合がどの程度いるのかという指標にもなりますので、これから民泊始めるという方の参考にもなるはずです。

 

民泊割合ランキング 沖縄編

 

ホテル等の県の保健所(旅館業)に登録された客室数とAirbnb掲載のリスティング数を合わせた全体の物件数に対して、民泊が何%程度あるのかというのが「民泊割合」です。その民泊割合の沖縄県内、市町村別ランキングを見てみましょう!民泊割合が 少ない方から順に掲載しています。

スマホを横にすると表が見やすいかと思います

市町村 ホテル

客室数

Airbnb

掲載中

ホテル+

Airbnb

客室数

民泊割合
座間味村 590 6 596 1.01%
竹富町 1,596 29 1,625 1.78%
那覇市 15,857 320 16,177 1.98%
宮古島市 3,150 90 3,240 2.78%
石垣市 4,109 119 4,228 2.81%
豊見城市 443 15 458 3.28%
名護市 2,463 112 2,575 4.35%
恩納村 4,345 247 4,592 5.38%
北中城村 340 21 361 5.82%
糸満市 514 33 547 6.03%
与那国町 290 19 309 6.15%
本部町 1,296 112 1,408 7.95%
読谷村 1,213 134 1,347 9.95%
うるま市 647 92 739 12.45%
北谷町 1,308 188 1,496 12.57%
宜野湾市 552 86 638 13.48%
今帰仁村 484 94 578 16.26%
西原町 32 7 39 17.95%
沖縄市 705 157 862 18.21%
南城市 193 72 265 27.17%
金武町 70 32 102 31.37%
浦添市 55 47 102 46.08%
嘉手納町 21 27 48 56.25%

 

参考1) 平成28年宿泊施設数・客室数・収容人数(宿泊施設実態調査結果)

参考2) AirLABO

 

※あくまで旅館業に登録されている施設数を記載しているので、中には既に廃業している施設等も含まれる可能性があります

※Airbnb掲載中の数は2017年8月調査分です。日によって変動します。

 

民泊割合が最も少ないのは座間味。外国人にも人気のダイビングエリアでもあるので、Airbnb向きだと思います。かつ、ダイビングを始めとしたマリンエリアなので、夏場のみの季節営業で民泊新法の180日制限にも適しています。ただ、民泊みたいな民宿が大量にあるので、競合は多い。

逆に最も民泊割合が多いのが嘉手納町の56%。全体の宿の内約6割が民泊という民泊大国!?ついで高い順に浦添市、金武町、南城市と観光地としてはパッとしない地域が続きます。観光地で無い為、ホテルの数自体が少なく比較的民泊割合が高くなっているのが分かります。

 

人気観光地市町村は?

では、観光地として人気の市町村はどうなのか少し解説してみます。

 

那覇市

那覇は全体の客室数にたいして民泊の割合が1.98%と圧倒的に低いので、民泊が全く足りていない状況です。全体ランキングでも民泊割合が少ない方から3番目とかなり民泊向きです。しかも那覇市内中心部のホテルは稼働が9割を超えるのもザラなので、まだまだ民泊始めるには遅くありません。これから民泊始めるなら那覇一択でしょう。

 

北谷町

中部観光の中心、北谷町。外国人にも人気なのですが、実は民泊割合は高く12.57% 若干飽和気味かもしれません。ゲストハウス等の安宿からヒルトンのような5スターホテルまでありとあらゆる宿泊施設が整っていて、今後もまだまだ増えていく地域でもあります。観光地としては人気ですが、民泊する場合は競合といかに差別化出来るかが鍵になりますね。

 

本部町

言わずと知れた美ら海水族館のある町です。初めて沖縄に来る観光客の多くは美ら海水族館を訪れるので、本部町自体の需要はある割に、民泊割合は7.95% 北谷よりは勝負しやすいかと思います。

 

名護市

本部町まで行くには遠い上に本部町は田舎過ぎる。少し都会な名護市に宿泊!という需要も結構あります。そんな名護市の民泊割合は4.35% 本部町でオーシャンビュー等の立地で勝負するか、名護市内で価格で勝負するかが正しい戦略。

 

恩納村

沖縄屈指のリゾートエリア。そんな恩納村は5.38% 恩納村は実は単価が高いのでラグジュアリーな物件を見つける事が出来れば結構おいしい地域でもあります。

 

石垣市

離島人気No.1の石垣市は2.81% まだまだ民泊は足りていない印象ですが、離島なので管理が大変。逆を言えば、石垣で民泊管理会社を立ち上げれば上手くいくと思います。

 

宮古島

個人的に最もポテンシャルがあると思う地域が宮古島。2.78%と、民泊割合が少ない方から4番目と低いのも魅力ですが、下地島空港の影響もあり、宮古島自体が今後圧倒的に伸びていくので、今の内に立地の良い場所を抑えておけば今後価格競争にも巻き込まれずに済むはずです。また、石垣同様、宮古島で民泊管理会社を立ち上げるのも正解。

 

 

 

 

以上、一口に沖縄と言っても、エリアによって戦略を変えないと失敗します。データを元にエリアに特化した戦略を練った上で民泊を始めれば、長い期間に渡って民泊を運営出来るはずです。当ウェブサイトがその一助となれば幸いです。

 


 

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