【目的別】ホテル・民泊を探すのに適したOTAはどこだ!? 宿泊施設側で設定出来る機能から見るお得な宿の探し方

出張、旅行、帰省、短期滞在、長期滞在。ホテルでも民泊でも、宿泊施設を探す目的は様々です。何となく出張は楽天トラベル、観光はじゃらん、バケーションレンタルはAirbnbという感覚を持っている方は多いのでは無いでしょうか。そこで本日は、OTAの管理画面において宿泊施設施設で設定出来る機能、出来ない機能から、どのような施設がどのOTAに適しているのかを掘り下げていきます。販売側目線からの適したOTAが分かれば、自信が宿泊施設を探す際の参考にもなるのでご一読下さい。

清掃費設定

Airbnbを始めとした民泊に多い清掃費の設定。1滞在あたりにかかる費用です。1泊でも5泊でも1滞在でもチェックアウト後に1回清掃を入れる為、5000円かかる というようなものです。民泊は外部業者に清掃を委託するので、オーナーが自分で清掃する以外はこの費用がほぼ確実に乗ってきます。

この清掃費ですが、ゲストにはあまり知られていませんが、OTAによって設定出来るOTAと出来ないOTAがあるのです。一覧にするとこんな感じ

清掃費設定
楽天不可
じゃらん不可
Booking.com
Airbnb
Expedia
Agoda

楽天、じゃらんでは清掃費が設定出来ないのです。

清掃費を料金に乗せて販売すると、1泊の時はいいのですが、2泊以上が割高になってしまいますし、2泊以上は泊数ごとにプランを作製してそれぞれ清掃費を割った料金を入力する事も可能ですが、物凄い手間になってしまうので敬遠されがち

これが理由で、旅館業を持っていてもバケーションレンタル系は楽天、じゃらんには掲載が少ないのです。

また、清掃費以前に、エクスペディアでは最近から1棟貸しのバケーションレンタルは掲載が出来なくなってきている(姉妹サイトのVrboに誘導される)為、エクスペディアでも掲載数が少ないかと思います。

あと、Agodaも3名以上の大型物件の料金の設定が非常に面倒なのであまり販売したく無いというのが宿泊施設側の意見です。

以上から、

大人数の旅行で一人あたりの宿泊費を抑えたい、1棟貸しのバケーションレンタルを探す場合は、

Booking.com、Airbnb

で探した方が選択肢が多く良い宿が見つかるでしょう。

連泊割

連泊割はその名の通り、「●連泊以上で割引」という設定です。中長期の宿泊を検討している場合には効いてくる設定です。

OTAごとの設定はこうなります。

連泊割
楽天
じゃらん9泊まで
Booking.com7泊まで
Airbnb
Expedia
Agoda

じゃらんが9連泊まで

Booking.comが7連泊まで

しか設定ができません。それ以外のOTAは柔軟に設定出来ます。

Booking.comは最近から7連泊以上も設定出来る機能をリリースしていますが、まだ施設によって出来る施設と出来ない施設がある為、現時点では出来ないと思った方が良いでしょう。

また、先にご紹介した清掃費が設定出来ない関係で、楽天ではバケーションレンタル系の長期滞在は料金が割高に設定されている可能性もあります。

以上から、

10日以上の長期滞在を探す場合は、

Airbnb、Expedia、Agoda

が長期滞在用の料金が出ている可能性があると言えます。

直前割

直前割は、チェックイン当日や1前になると安くなる料金。売れ残る位なら叩き売りだ!というホテル側の心理を反映した料金です。

直前割
楽天
じゃらん当日かつ現地払いのみ可
Booking.com
Airbnb
Expedia
Agoda

これは全施設で設定が出来るのですが、じゃらんのみ謎の現地払いのみという仕様です。事前決済での直前割というのが設定出来ないのです。その為じゃらんでは、例えば人件費を削って安くしている無人ホテル等では直前割が設定出来ないのです。料金が回収出来ませんからね。

また、当日のみの設定なので、前日の直前割は設定出来ません。

さらに、じゃらんの直前割は設定する箇所が物凄いヘンな所にあって設定出来るのを知らない施設もあるかもしれません。

連泊や早割等、全てのプランは「部屋タイプ・プランの新規登録」から作製するのですが、直前割のみ何故か右下の特別コーナー

以上から、

現地に到着してから直前で安い料金を探す場合は

じゃらん以外

が懸命です。

モバイル割

モバイル割とはその名の通りスマホ等のモバイル端末でアクセスした場合のみ表示される特別料金です。

モバイル割引
楽天不可
じゃらん不可
Booking.com
Airbnb不可
Expedia
Agoda

この機能はBooking.com、Expedia、Agodaで有効です。現地に到着してから探すのはスマホからになる事が多い為、先の直前割と合わせると、

当日予約する場合は

Booking.com、Expedia、Agoda

で探すとお得な料金が見つかる可能性が高くなります。

会員限定割引

設定出来るのは下記

会員割引
楽天可 ほとんど効果無し
じゃらん不可
Booking.com
Airbnb不可
Expedia
Agoda

会員限定割引はじゃらん、Airbnb以外で設定可能ですが、宿泊施設目線でいうと、楽天の会員料金は設定が面倒な上に効果が無いので、設定している施設は少なくなります。

また、Agodaの会員割引は会員以外でも予約出来る仕様になっている為、会員割引と言っていいのかはわかりません。。。それを知らずに販売しているホテルも多い為、Agodaは妙に他OTAより安かったりします

Expediaの会員料金は、新規参画時にデフォルトで設定されて施設側では外せない仕様の為、そのまま販売し続けている施設が多いハズです。その為、

会員限定割引狙いなら

Expedia

が良いでしょう。

DP(ダイナミックパッケージ)

ダイナミックパッケージ(以下DP)とは、航空券とセットでホテルを予約すると特別価格で予約出来るいわゆるホテルパックです。沖縄は航空便必須の為、このDPには需要があります。

DPが設定出来るのは下記

DP
楽天
じゃらん
Booking.com不可
Airbnb不可
Expedia
Agoda不可

設定出来るのは

楽天、じゃらん、Expediaの3社になります。

楽天は沖縄においてはDPの予約が全予約の半分位になるそうで、需要の高さが伺えますね。

以上から、

沖縄県外からの航空便を伴う予約なら

楽天、じゃらん、Expedia

となります。ちなみにDPで予約出来る航空券は3社共に、JAL、ANAのみでLCCは含まれません。その為、

とにかく安く済ませたい方はLCC利用を利用してお気に入りのOTAで予約

JAL、ANAに乗る必要がある方は楽天、じゃらん、エクスペディアのいずれかで予約

というのが王道です。

ポイント還元

ポイント還元はその名の通り、予約金額に応じて各社が提供するポイントをつける機能。楽天ポイント、ポンタポイント等ですね。

設定出来るのは下記

ポイント還元
楽天
じゃらん
Booking.com不可
Airbnb不可
Expedia不可
Agoda不可

楽天は楽天ポイントを最低1%つける必要があります。

じゃらんはポンタポイントを最低2%つける必要があります。

ですので、同じ金額ならじゃらんの方がポイントが高くなるんですね。

楽天ポイントの方が楽天市場で買い物も出来るので、人気がありますが、ポンタもローソンで利用出来るので集めている方は多いでしょう。好みで選んで見て下さい。

また、楽天、じゃらんはポイントに加えて、QUOカード付きプランも多くのホテルが設定している為、出張族が経費で予約してQUOカード、ポイントは自分で貰うというような使い方もされています。

早割

早めに予約すると安くなる早割という設定もありますが、早割は全てのOTAで設定出来る上、最近ではコロナの影響で先が読めない為、先々の予約が敬遠される傾向があります。利用者としては利用するメリットが無いため、あまり考えなくても良いのでは無いかと思います。

また、多くの宿泊施設では直前になるほど料金が落ちてくる傾向がある為、人気の宿を取る場合以外はあまり先々に予約する意味もありません。

それよりも、直前までキャンセル料無料施設を探す方が懸命です。

まとめ

以上を一覧にまとめるとこうなります。

スマホは横にすると見やすくなります。

楽天じゃらんBooking.comAirbnbExpediaAgoda
清掃費設定
連泊割9泊まで7泊まで
直前割当日・現地払いのみ可
モバイル割引
会員割引可 ほとんど効果無し
DP
早割

滞在目的別にお得に予約出来るOTAを分けるとこのようになります。

出張族

楽天、じゃらんでポイント+QUOカード付きプランを探せ!

宿泊料金は会社持ちという方にオススメ

短期滞在

割引機能が充実しているBooking.com、Expedia、Agodaが、条件を満たせばお得に予約出来る可能性大。ログインして(会員料金狙い)スマホから(モバイル料金狙い)当日に(直前割狙い)検索すると最大限の効果を発揮出来るでしょう。

長期滞在

Airbnb、Expedia、Agodaが長期滞在用料金が出ている可能性が高い

大人数ならAirbnb

少人数ならExpedia、Agoda

が吉

直前予約

Booking.com、Expedia、Agodaが直前割引もモバイル割引も設定出来る為、安く提供されている可能性有

ホテルパック

楽天、じゃらん、Expediaでホテルパック料金が設定可能。

航空券が絡む場合は要検討。ただし、JAL、ANAのみ。LCCを利用した方が総額は安く済む。

販促機能でいうと、一覧表をみてもわかる通り、最も充実しているのがExpediaでした。さすが外資大手だけあってシステム開発力が段違いですね。

色々な割引を狙うならExpediaですが、OTAによって集客力に違いがあります。宿泊施設側も集客力の高いOTAに力を入れるのが当然なので、売れるOTAにのみ特別料金を出している事もあります。お得な料金をゲットするならそのあたりも考慮する必要があるでしょう。

OTAの集客力に関しては下記も参考にどうぞ。


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