公開日: 2024年2月15日
最終更新日 : 2024年2月15日
インバウンドには必須のWi-Fi!最近ではホテルでウェブ会議を行う為に日本人もよく利用します。Wi-Fiの速度が遅いとクチコミに響いてしまい、予約数、売上にも影響してきます。そこで今日は宿のWi-Fi速度が遅いときのチェックポイントと改善方法をご紹介します!
Wi-Fi速度チェック
下記にアクセスしてみてください。
自動でWi-Fiの速さが測定されます。
もし30を切っていたら少し対策が必要でしょう。下記でチェックポイントをご紹介します
①ルーターが古い
少し古いルーターは回線速度が遅い事があります。もし古い機種の場合は「Wi-Fi 6」対応の機種に切り替えましょう。
それだけで速度が爆速になったりします Wi-Fi4、 Wi-Fi5、 Wi-Fi6 とあり、数字が大きいほど早い仕様になります
1~2万円くらいで良いものが購入できます オススメブランドはTP-Link
②LANケーブルが遅い
LANケーブルとは、ネット回線の穴とルーターを繋ぐケーブル。
LANケーブルの仕様が古いといくらルーターを強化しても意味がありません 。ケーブルに小さく記載されている「CAT-◯」の◯の部分の数字を確認してください。こちらも数字が大きくなるほどスペックが高くなります。
CAT5なら買い替えましょう。 CAT6を購入してください。数百円です。
CAT6とCAT6Aがあり6でも十分ですが、将来の事も考えてよりスペックの高い6AでもOK
CAT7以上になるとハイスペック過ぎて不要です。業者向けです。
大差ないのでオススメブランドはありませんが、エレコムやサンワサプライ等の有名ブランドであれば安心です
③電波が届いていない
大箱の宿の場合、ルーターから端の部屋まで電波が届かず速度が遅くなっている事があります。 そんな時は間の部屋にWi-Fi中継機を置くだけで隅々まで電波が届きます。 数千円で購入できます
オススメブランドはTP-Link
それでもWi-Fiが遅い!
これら3つに問題がないのに速度が遅い場合、ネット回線そのものが遅いかと思われます。通信会社の切り替えを検討してください
【必要Wi-Fi速度】
Wi-Fi速度は体感値として
・100Mbps以上 →ゲスト大満足!
・50Mbps前後 → 合格ライン
・30Mbps以下 → 日や時間帯によって遅くなるため危険
・10Mbps以下 → クチコミに大きく影響
30Mbps以下だとウェブ会議でカクついたり、夜間の混み合う時間帯に遅くなったりして「Wi-Fi遅い」というクチコミにつながりますので気をつけてください。 クチコミは売上げに直結しますのでWi-Fiが遅い場合は早めに対処しましょう!
元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。