公開日: 2025年1月9日
最終更新日 : 2025年1月9日 勢いを増す宿泊予約サイトAgoda テレビCMを打つ等して集客力も高く、ホテルや民泊運営者にとっては強い身方です。でもこのAgodaの予約、実はAgodaで直接予約したゲストと、別の代理店経由で予約したゲストがいるのです。今日はAgodaの直接予約と代理店予約の見分け方について解説します
直接予約、代理店予約とは
OTAと言われる宿泊予約サイトは、裏で他の様々なOTAと連携しています。宿側と契約の無いOTAで予約ができてしまうのです。
Agodaを例に取ると、具体的には下記のような形です
直接予約
ゲスト→Agoda
代理店予約
ゲスト→代理店→Agoda
代理店予約になると、Agodaの場合、非常に特殊で、ゲストの電話番号、メールアドレス等の連絡先を教えてくれないのです。
無人運営の宿でチェックイン情報をゲストに伝えたい時には非常に不便です
代理店予約の判別方法
両者の予約は、予約番号でどちらの予約かを判別可能です。
・1から始まる10桁の番号 → Agodaの直接予約
・その他の番号(例: 4から始まる番号) → 提携会社経由の予約
簡単ですね
代理店予約のゲストへの連絡方法
提携会社経由の予約者の場合、Agodaのメッセージ機能が利用できないため、ホテルから送信したメッセージがゲストに届かない仕様となっています。
提携会社経由の予約においてゲストへメッセージを送る際は、以下の流れとなります
①宿がAgodaカスタマーサポートにメール転送を依頼
②Agodaカスタマーサポートが提携会社へ転送
③提携会社がゲストに転送
※ただし、提携会社からゲストへの転送が正常に行われない場合、Agoda側では対応ができないとのことです。この点、ご注意ください。
尚、提携会社の予約だけを停止する事はできません
以上を理解した上でAgodaを利用してみてください
元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。