最終更新日 : 2025年6月24日 Agodaの悪行が話題です。これは今に始まった事ではなく、宿泊業界内では有名な話。そこで、Agodaの良い点、悪い点をゲスト目線と宿目線から分けてまとめてみました。後半ではこのような事が起こってしまう構造についても解説!
Agodaの良い点 ゲスト目線
・安い
以上
Agodaの悪い点 ゲスト目線
・Agoda上の情報と実際の部屋の情報が違う
・予約完了からホテルへの通知までタイムラグがある
・キャンセル不可だったりする
・到着したらそもそも部屋がなかったりする
Agodaの良い点 宿目線
・マージンカットと言って、Agoda負担で宿泊費を割引
・アジアの集客に強い
・Booking .com と姉妹会社で母体はしっかりしている
Agodaの悪い点 宿目線
・ゲストの電話番号が一切開示されない事がある
・リンクを送ってもURLがマスキングされてゲストに届かない
・他サイトで販売しているものが勝手にAgodaに転売される
・勝手に割引されるので料金のコントロールが効かない
・部屋の情報が誤って表記される(例 ツインなのにトリプルとして販売等)
・閉業したのにAgoda上で販売が継続。売止めするように伝えても無視
なぜこのような事がおこるのか
このような事がおこる背景には代理店という構造があります
宿側がAgoda上で販売している部屋が勝手に代理店に流れてそこからゲストが予約してくることがあるのです
Agoda→代理店→ゲスト
という流れです。
間に1社挟む為、システムが連携しておらず情報が誤っていたり、メッセージが届かなかったりするのです。
代理店予約ではなく、Agodaの直予約であればそのような事は起こりません。
代理店予約の見分け方
では代理店予約とAgodaの直予約を見分ける方法はあるのでしょうか??
あります。
【Agoda代理店予約と直予約の見分け方】
・1から始まる10桁の番号 → Agodaの直接予約
・その他の番号(例: 4から始まる番号) → 提携会社経由の予約
簡単ですね。
直予約であれば
・メッセージが届いているので安心してください。(ゲストが読んでいるかは別問題)
・電話番号もゲストがAgoda上で登録していれば通知されます。
・住所は通知されません
代理店予約であればメッセージはゲストに届いていませんので、注意してください。
以下のブログでも詳しく解説していますのでご確認下さい
うまく活用すれば大きな効果を発揮するAgoda。宿にとってはデメリットも大いのですが、対策してうまく活用していきましょう!
元Booking.com アカウントマネージャー。那覇オフィス立ち上げ時から数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。