公開日: 2021年11月11日
最終更新日 : 2021年11月11日
「エアコンの中からポンポンポンポン変な音がする!」宿泊施設を運営していると、そんなクレームが来た事はありませんでしょうか?ホテル等の宿泊施設に限らず、台風が近づいてくると自宅のエアコンからポンポンポンポン変な音が聞こえる事があります。そこで本日はその異音の原因と解消方法をご紹介致します!
謎のポンポン音
百聞は一聴くにしかず。実際の音を聞いてみてください。
台風が近づいてくると時々鳴る音で、ホテルに滞在しているゲスト等は、自宅では聞いた事が無い音にびっくりされてお電話してこられる方がいます。
この音はいったい何なのでしょうか?
異音の原因は気圧!
この変な音の正体は、エアコンの外側についているドレンと言われれるホース(水が出てくるアレです)です。あのホースに外気が流入する事で鳴っているようなのです。
室内外の気圧差が大きい場合や風が強い日に、ドレンから外気が流入して音がなるというカラクリです。その為、低気圧である台風が近づくと、室内の気圧が高いままだと気圧差であの音が鳴るのです。
故障ではなかったんですね。
この音のせいで部屋を替えてくれ!というゲストもいるので、その度に部屋を替えていたらホテルは大変です。
ポンポン音解消方法
ではどうすればこの音が解消されるのか。ゲストから異音について連絡があったら、まずは下記をお試し頂いてください。
- 換気扇を止める
- 通気孔を開ける
- 窓を少し開ける
要は室内外の気圧差を無くせばいいだけなので、上記のいずれか1つでも解消される事が多いかと思います。
換気扇は弱にするだけでも効果があるようです。
通気孔は窓付近の床に近い箇所か上の方についているこういう穴です
大抵は開閉式になっているので、それを開けてみてください。部屋の密閉状態が解消されて内外気圧差が緩和されます。
窓を少しあけるのも同じ理屈ですね。
今後は滞在中のゲストからポンポン音のクレームが来たら
- 換気扇を止める
- 通気孔を開ける
- 窓を少し開ける
これをコピペして投げるだけで丸く収まりますのでお試しください。
沖縄の方は台風慣れしていますが、本土から来た方はあまり慣れていない為、この音を初めて聞くという方もいるでしょう。
「沖縄ではよくある事です。この方法をお試しください」 とサラリと案内すれば、ゲストもいい思い出になるのではないでしょうか。
元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。