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専用AIチャットボットをホテル・民泊の公式サイトに爆速で設置する方法【DocsBot】

最終更新日 : 2025年1月20日 ホテル・民泊の運営で設備やアメニティ、その他ホームページを見ればわかる内容の問い合わせってよくあります。「AIがこれに回答してくれたらなー」と思った事はありませんか?それが可能なんです!簡単、安価に宿専用のAIチャットボットを設置する方法を解説します

 

AIチャットボットとは

 

AIチャットボットこんな感じのやつです

クリックするとポップアップして質問を投げかける事ができます。

ChatGPTを採用しているので自然言語で質問できます。しかも多言語対応!

質問に対する回答の後に、より詳細を聞きたい場合はLINEに誘導するリンクを案内できるのも嬉しい!

LINEじゃなくても問い合わせフォームに飛ばす事も可能です↓

特徴

特徴としては

  • 宿の情報を学習して宿独自のQ&Aに自動応答
  • URL、PDF等の情報をアップするだけで勝手に学習
  • 裏側はChatGPTなので自然言語に対応
  • 日英(恐らく他言語も)対応 
  • 学習する情報は日本語だけでOK!

 

簡単な設定で、多言語対応の宿専用ボットがあらゆる質問に回答してくれるのです!

回答の精度が高くて驚愕します。

一次的な質問はAIに回答せて、込み入ったものだけサポートにつなぐ形にすればサポートチームの負担減!

当サイトの右下のロボットマークからホテルや民泊関連について色々質問してみてください。

 

注意点

注意点としては、学習させる量が多すぎると的外れな回答になってしまう可能性がある点です。

弊社の例で言うと、サービス内容等に回答して欲しいのに、過去に書いた数百ページのブログ記事も学習させてしまった為に、質問に対して過去のブログから変な回答を引っ張って来たりしていました。

サービス内容のページをピンポイントで学習させればしっかりと回答してくれます。

ブログ学習内容を削除したら回答の精度も上がりました

 

 

AIチャットボット設定方法

下記が設置のステップです。凄く簡単です!

 

①「DocsBot」というサイトでアカウント作成

②DocsBotに学習させたいURL、もしくはPDFを放り込む

③Wordpressの場合、フッターウィジェットにDocsBotが自動生成したコードをコピペ

 

以上。

たったこれだけで、PC・スマホどちらでも画面下にアイコンが出てきてボットが回答してくれます

 

もう少し具体的に説明します

 

DocsBotアカウント開設

 

DocsBotというサービスを利用します

まずは下記のサイトにアクセス

https://docsbot.ai/

 

Try Free からアカウントを作成

 

Googleアカウントがある場合はGoogleアカウントで簡単にログインできます

ログインしたら Bots > Create a new bot から作成する流れです

まずは「New Source」から学習させたいものをアップしていきます

ホテルや民泊の場合はQ&Aのページの他、別で管理しているマニュアルのスプレッドシート等があればそれらも全てアップしていきます

学習させられるものは色々ありますが、ウェブページとPDFがあればさしあたり問題ないでしょう。

サイト丸ごと学習させる場合はサイトマップのURLを添付するだけでものの数分でサイト全体を学習してくれます

 

学習可能なソース一覧

文書関連

  • Document(テキスト、Office、PDF、HTML、MD、EML、ZIP、ExcelCSV、TSVなどのファイル)
  • Q&A(よくある質問と回答を提供)
  • Raw Data(特定形式のCSVファイルを使ったデータ学習)
  • Notion(Notionページの内容)
  • Confluence(Confluenceページの内容)
  • Salesforce(Salesforce Knowledge記事の内容)
  • GitBook(公開または非公開スペースのGitBookページの内容)
  • Guru(近日公開予定)

Web

  • URL(単一ウェブページの内容)
  • URL List(複数のURLを一括でインデックス)
  • Sitemap(XMLサイトマップで参照されるウェブサイト全体の内容)
  • RSS Feed(ブログのRSSフィードURLからの投稿内容)
  • WordPress(WordPress XMLエクスポートファイルの内容)
  • YouTube(動画やプレイリストのトランスクリプト内容)

クラウドストレージ

  • Google Drive(Google Drive内の文書ファイル)
  • Dropbox(Dropbox内の文書ファイル)
  • OneDrive(Microsoft OneDrive内の文書ファイル)
  • Box(Boxクラウドストレージ内の文書ファイル)
  • SharePoint(Microsoft SharePoint内の文書ファイル)
  • Zotero(近日公開予定)
  • Amazon S3 / Digital Ocean Spaces(BETA: S3互換オブジェクトストレージ内のファイル内容)
  • Google Cloud Storage(BETA: Google Cloud Storageバケット内のファイル内容)

サポート関連

  • Zendesk(Zendeskヘルプセンターの記事)
  • Intercom(近日公開予定: Intercomヘルプセンターの記事)
  • Freshdesk(Freshdeskの記事)
  • ServiceNow(BETA: ServiceNowのインシデントや添付ファイル)

メール&コミュニケーション

  • Slack(BETA: Slackワークスペースの内容)
  • Gong(近日公開予定: Gongの通話トランスクリプト)
  • Gmail(近日公開予定: Gmailのメール内容)
  • Outlook(近日公開予定: Outlookのメール内容)

 

学習させたらWidget Embed をクリック

表示される下記のコードをコピーしてください

ここまでがDocsBot側の設定

 

公式サイトの設定(Wordpress)

次は公式サイトの方の設定を行います。今回はWordPressを例にご説明します

 

ネットで紹介されている設定方法だと、

 

外観>ウィジェット>右サイドバー or フッターウィジェット 

 

にカスタムHTMLを設置してそこにDocsBotからコピーしたコードをペーストするというもの

ただ、その方法で試してみたのですが、なぜかうまくボットが設定されませんでした

 

そこで試したのが「 Insert Headers And Footers」というプラグイン。

このアイコンのプラグインです↓

インストールして有効化した後、「 Insert Headers And Footers」の下記の場所に先ほどDocsBotで自動生成したコードをコピペするだけ

保存したら、あら不思議。サイトの全ページにボットのマークが表示されて質問する事ができるようになります

 

ITに詳しくなくても慣れれば10分程度で本格的なチャットボットができちゃいます!しかも無料!!恐ろしい時代です

詳しい設定方法はYouTubeに上がっているので探してみてください

 

カスタマイズ

 

設定画面で色々とカスタマイズする事も可能です

下記にカスタマイズ内容をひとつずつ説明します

①色変更

サイトのテーマに合った色に自由に変更できます

 

②アイコン変更

初期設定ではロボットのアイコンですがこれを吹き出しにしたり本のマークにしたりクエスチョンマークにしたりすることができます

 

③ボタンの位置

ボットマークのボタンを右下か左下選ぶことができます

 

④ボタンテキスト

ボットマークの横に「ヘルプ」等の任意のテキストを表示することができます

 

⑤ボットアバター

チャットボックス内の回答者のアイコンを変更することができます。任意のアイコンにしたり非表示にすることも可能です

 

⑥ヘッダーロゴ

チャットボックスの上部に任意のロゴを表示することができます

 

⑦ヘッダー位置

ヘッダーを中央揃えにするか左寄りにするか変更できます

 

⑧最初のメッセージ

チャットボックスを開いた時に最初に表示されているメッセージを指定できます

 

⑨サポートリンク

質問に回答した後に別のページを案内することができます

弊社の場合はスタッフが回答するLINEを案内しています

 

⑩サポートボタンテキスト

回答の後に表示されるテキストです

 

⑨のサポートリンクに紐付けるテキストの事

弊社の場合は「LINEで連絡」にしてLINE の URL をリンクしています

 

⑪ソースを表示

回答に際して参照にしたページのリンクを合わせて表示することができます

例えばWeb ページのどこを参照に回答を作成したのか、その根拠となる情報元を表示する・しないという設定ができます

 

⑫ブランドロゴ非表示

「提供元:DocsBot」という表示をオフにできます。(プランによる)

 

以上がカスタマイズに関するざっくりとした解説です

 

特に色とアイコンはサイトのテーマカラーに合わせることで統一感が生まれていい感じになるので試してみてください

 

料金

 

無料でも利用可能ですが、有料版の月額料金は下記

無料版では1ヶ月の質問が100件までなのでアクセスが多い場合は上限にひっかかるかもしれません。有料バージョンは¥3,000/月〜 それでも安い!

 

1年契約にすると月あたりの料金も少し安くなります

プラン別特徴

以下に各プランの特徴を日本語で表にまとめます。

 

プラン名 月額料金 主な特徴
無料版 ¥0 – 1つのDocsBot

– 9のソースページ

– 月100件の質問

– プライベートBot

– GPT-4のサポート

– ユーザー1名

Hobby ¥3,000 – 1つのDocsBot

– 1,000のソースページ

– すべてのソースタイプを利用可能

– 月1,000件の質問

– プライベートBot

– GPT-4のサポート

– ユーザー1名

Power ¥7,500 Hobbyプランのすべての機能に加えて:

– 3つのDocsBot

– 5,000のソースページ

– 月次ソースリフレッシュ

– 月5,000件の質問

– 基本的な分析機能

– Zapier連携

– Help Scout連携

– チャット履歴

– プロンプトカスタマイズ

Pro ¥15,000 Powerプランのすべての機能に加えて:

– 10のDocsBot

– 10,000のソースページ

– 週次ソースリフレッシュ

– 月10,000件の質問

– ユーザー5名

– 高度な分析機能

– ブランドなしのチャットウィジェット

– HTML/Markdown形式での画像学習

Business ¥76,000 Proプランのすべての機能に加えて:

– 100のDocsBot

– 100,000のソースページ

– 月100,000件の質問

– ユーザー15名

– AI質問レポート

– 優先サポート

– レート制限

 

簡易的な使い方なら無料版

月の質問が100件を超えるならHobbyで十分かと思います

3つ以上のボットが必要な場合はさらに上のプランをご検討下さい

宿関連だけでなく、社内規定を検索する社内ポータルサイト等、色んなサイトに応用が効くので覚えておいて損はありません!

 

AIを活用して、目指せ!時短王!