那覇市が500万円もかけた民泊の実態調査が公表されていた!そのデータが結構使えるので紹介する

昨年始めに那覇市が本格的な民泊調査を行う事を決め、500万円が予算計上されていました。

 

那覇市、民泊の実態調査に500万円を計上

 

忘れかけた頃にその調査結果が報告されていたのですが、これが結構詳細な調査結果になっていてこれから民泊を始める方にとっても有用なデータ満載!500万円もするような調査をやってくれたのですからコレを利用しない手はありません!

是非ともご一読頂きたいのですが、完全版は96ページにも登る膨大な量なので、一部役に立ちそうな部分を抜き出してご紹介します。お時間の無い方は下記リンクに完全版と合わせて概要版もありますのでご参照下さい。

 

那覇市民泊施設実態調査報告書 平成30年1月 那覇市

 

民泊の分布 競合が多いのはやっぱり国際通り周辺

 

下記の表を見れば一目瞭然!やっぱり中央部が多くなってきます。ついで那覇北(新都心)と西地域(松山周辺) 意外と空港周辺は少ないんですね。

 

表 地域分布及び所在地特定数
地域区分 所在地特定 所在地未特定 合計
那覇新港周辺 14 4 18
那覇北地域 47 53 100
首里北地域 5 1 6
首里地域 1 8 9
真和志地域 23 15 38
那覇中央地域 228 73 301
那覇西地域 62 30 92
小禄地域 18 38 56
那覇空港周辺 1 1 2
合計 399 223 622
構成比 64% 36% 100%

那覇市民泊施設実態調査報告書  P18

 

定員で最も多いのは2名

 

次は定員の割合。最大宿泊人数は何名なのかを調べたもの。最多は2人の29%、ついで4人が16%

那覇市民泊施設実態調査報告書 P24, P25

 

人数については、以前にこちらの記事でも触れました。2名は最も需要がありますが、法人がドカンと入ってきているのでレッドオーシャン。オススメは大きめの3LDKと説明しました。現場はそれをわかっているのか、次に多いのが4人です。3LDKだと4-6名対応になりますが、4-6名をあわせると31%と、2名よりも多く最多になります。

今回の那覇市の調査で2名が最多なのは、主に中華系の法人の影響も大きいハズです。商売上手な中華系が結構入ってきていますよ。

宿のタイプはアパート?戸建?

 

人数別で、戸建なのかアパートなのかという種類訳のデータも記載があります。最多はアパートで2名定員。ここが最も需要が高く、かつ利回りもいい為多くなっています。逆を言えば値段以外の差別化が難しいとも言えます。

那覇市民泊施設実態調査報告書 P25

 

最低宿泊日数はどうか

連泊のデータも参考になります。

那覇市民泊施設実態調査報告書 P26

 

殆どが1泊から受入可能。やはり需要を考えると1泊から受け入れた方がいいのですが、繁忙期の7,8月は2連泊以上にする方をオススメ致します。連泊の戦略に関しては過去にもご紹介していますので参考にどうぞ。

 

民泊新法 180日制限の落とし穴 これを見直すだけで利益が最大66.7%変わる!

今回の連泊日数の調査は何月なのかの記載が無いのですが、繁忙期か閑散期かによって大きく変動するので注意が必要です。

 

気になる宿泊料金のデータはこちら!

 

那覇市民泊施設実態調査報告書 P27

 

1万円未満が全体の約8割。ホテルに比べ価格で勝負する民泊の実態が明らかになっています。ただ、この調査結果は、「1人で宿泊する場合」なので、実際の需要とはかけ離れたものになっているハズです。民泊の強みが発揮される複数での宿泊だとさらに単価が下がってくるはずです。

 

民泊のレビュー 殆どが高評価

 

レビューまで調査頂いています。殆どが高評価なのであまり参考にならないのですが。。。

那覇市民泊施設実態調査報告書  P36

 

那覇市が予測する宿泊業界の今後

 

今後の客室数と収容人数、平均泊数等の予測も出ていました。

那覇市民泊施設実態調査報告書  概要版 P8

 

平成36年(2024年)には収容人数で現在の1.3倍の予測。ただ、この数はまだまだ伸びていくハズです。最近沖縄への観光客数がハワイを超えたというニュースがありましたが、ホテルの数でいうとハワイは沖縄の1.8倍、民泊の数だと9倍もあるのです。今後観光客数でハワイを引き離していく事を考えると1.3倍程度では済まないはずです。

 

沖縄はリゾートの王様ハワイに勝てるか!? 両者を比べてわかる沖縄の民泊の可能性について

 

まだまだ伸び続ける沖縄観光、今後が楽しみでなりませんね。

下記にもう一度リンクを貼っておきますので、宿泊経営の参考にされて下さい。

 

那覇市民泊施設実態調査報告書 平成30年1月 那覇市

 

もっと来やがれ外国人!


 

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