民泊の経営「客の立場になって考えてみる」がなかなか難しいので、実際に客になってみた

宿に限らず、どんなビジネスでも、「顧客の立場になって考える」というのは大切。でも分かっちゃいるけど、いざ当事者になると、どうしても自分の事ばかり考えてしまうもの。私自身も想像力が貧困な為、いつも自分の事ばかり考えてしまいます(笑)

 

そこで今日は「顧客の立場になって考える」のがめんどくさくなってきたので、いっそ「顧客」になってみることにしました。そう、旅に出よう!いつも宿の立場からの発言ばかりですが、今回は実際に旅に行くことにして、その過程で感じた事等をご紹介していきたいと思います。まさに純度100%の顧客視点!顧客はこんな風に宿を検討しているんだなという参考にしてみて下さい。

 

目的地 オーロラ!

 

旅という事で、まず目的地ですが、スウェーデンにオーロラを見に行く事にしました!遠っ!理由はまだ見たことが無いから。いつか見たいと思っていたのですが、いい機会なので実行してみようと思います。

 

スウェーデンのアビスコという町がオーロラで有名という事なのでそこまで行きます。

 

勢いで飛行機も取っちゃいました。

 

那覇→香港→アムステルダム(オランダ)→ストックホルム(スウェーデン)→キルナ(列車で15時間)→アビスコ(列車で1時間)

 

という道のり。

 

日程は2018年1月10日〜1月17日まで。真冬です。。。

 

旅の計画には色々ありますが、今回は宿に特化してご紹介していきます。

 

ストックホルムの宿をどうやって探すか

 

民泊なので早速Airbnbを探してみます。机に座ったまま北欧の宿を探せるなんて、便利な世の中ですね。

 

?? あれ???

 

微妙。。。民泊先進国のヨーロッパなのに宿が微妙。。。

 

以下の理由で微妙です

 

① 駅近の物件が少ない というか無い

② 金額が結構高い

 

 

私は宿泊先は利便性を取ってかならず駅近隣に宿を取るのですが、Airbnbでは駅近の物件が少ないどころか全くありません。。。それもそのはず、駅近隣は商業地なので、民泊用の住宅そのものが無いんですね。駅から少し離れた場所には魅力的な物件がありますが、真冬の北欧で雪道を歩くのも嫌なので、一旦候補から外れます。

 

普通のホテルなら駅近のもあるのでホテル予約サイトで探してみます。

 

日付と地名で検索したあと、絞込機能で「クチコミスコアが高い&料金が安い順」なんてのもあったので利用。なるほど、クチコミって重要なんだなと実感。

 

 

色々と検討の末、決めたホテルがこちら

 

ホテル C ストックホルム(Hotel C Stockholm)

 

理由

①駅に近い

②クチコミが高い

③予算が範囲内

④インスタ映えしそう

 

①〜③は普通の基準だと思いますが④にご注目下さい。この宿、インスタ映えしそうなのです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の壁紙を見て下さい!壁一面にキレイな写真がドーンと印刷してあって、なんだか楽しげな部屋なんです!真冬の北欧で荒んだ心を癒やしてくれそうじゃないですか!決め手はこの壁紙でした。①〜③に合う宿はいくつかあったのですが、その中でこの壁紙が決め手になって予約してしまいました。インスタ映えしますよ、コレは! といってもインスタほとんどやってないんですけどね、私。そんな私でも「イイ!」と思ってしまう宿でした。

 

この写真壁紙はどこの宿でも使えるテクニックなので覚えておきましょう。

 

壁紙屋さんに写真を特注施行してもらわなくても、例えば下記のような所で1m x 2m のアクリル版を3枚注文すれば23000円程度

 

アクリル屋

 

購入後、下記のような看板屋にアクリル版を持ち込みんで任意の写真を印刷してもらえば格安で大型写真壁紙が完成します。

 

昭和制作

アクリル版への写真印刷がいくらかは要問合せですが、そんなに高くはならないでしょう。元は取れるはずです。

日本なら、忍者の写真や、ゲーム、アニメなんかだと映えそう。沖縄だと、海や琉球古民家なんかがウケるかもしれませんね。

 

私が看板屋なら、アクリル版とセットで用意して、民泊物件他に営業かけまくります。

 

昭和制作の企画部の皆様宜しくお願いします。(笑)

 

 

田舎町キルナの宿の予約

 

次の目的地はキルナという田舎町です。ストックホルムから飛行機で2時間の場所にある北極圏の地域。飛行機で行くのもよかったのですが、行きはあえて夜行列車で行く事に。夜行列車も寝台車は宿のライバルという位置づけなので、その偵察もかねています。夜行列車のレポートはまた後日。

 

さて、キルナですが、Airbnbで探すと、あることはあるのですが、高い!!!田舎なので一軒家が多く、一人で泊まるには高すぎるのです。大人数で泊まって割り勘にすれば安いのでしょうが、一人旅なら、普通のホテルに泊まった方が遥かに安い。

という事でキルナの宿はこちら

 

SPIS ホテル&ホステル(SPiS Hotel & Hostel)

 

今回はドミトリールームを選択。オーロラが出るのは夜なので、昼間は暇です。ドミトリールームのようなゲストハウスなら誰か他にも暇な人がいるかなという期待もありこの宿を予約しました。

 

ちなみに、この宿も個室の壁紙には景色の写真がドーンと印刷されています。スウェーデンで流行っているんでしょうか?

 

選んだポイントは

①金額

②写真から宿がオシャレそう

 

①金額に関しては、他にドミトリールームが無く、この宿一択になってしまうのでどうしようもありません。今見たらドミトリールームは満室になっています。一泊4,600円ですが、1ヶ月前で満室になるというのは、値付けが間違っています。もっと高く設定すべきでしょう。

 

顧客としては、満室=賑やか なので、今回の目的にマッチしていて楽しみです。

 

オーロラの聖地アビスコはどう泊まるか

 

アビスコ(アービスコ)はスウェーデンでもオーロラが見える事で有名な場所。ド田舎過ぎて町の光が少なく、よく見えるのだとか。

 

菅野美穂ちゃんがテレビ番組で紹介した事でも有名になったかもしれません。菅野美穂ちゃん好きの筆者としても、ココは外せません(笑)

 

さて、毎度のようにAirbnbを探してみますが、キルナと同じように一人で泊まるには高すぎる。。。しかも田舎過ぎて宿も登録が数件、アクセスも悪そうな所ばかりです。

 

そこでまたホテルサイトを探してみますが、コレまた高い!!!

 

ゲストハウスが一軒だけありましたが、高い上に返金不可プラン!!! これはおいそれと予約できません。

 

 

そうこうして数日悩んでいる内に安い部屋が売り切れていく。。。この宿、顧客には優しくありませんが、経営者としては優秀です。相場を見て、取れる金額はしっかり取っていく。さらに返金ポリシーもしっかりやっています。うまいやり方ですね。

 

ただ、アビスコの宿は高い&ポリシーが厳しいという事で、未だ予約に至っておりません。

 

ゲストが宿を検討するポイント まとめ

今回、3つの都市の宿を検討、実際に予約しましたが、下記に予約する顧客の心理ポイントをあげておきます。私が今回重視したものから順に上から記載しました。

 

①立地

②金額

③写真

④クチコミ

⑤キャンセルポリシー

 

概ね一般的な選び方になっているのでは無いかと思います。以下に詳しく解説します。

 

①立地

旅行者は重いスーツケースやバックパックを持っているので、立地はかなり重要。場所が悪いのであれば、シャトルバスがあることをアピールする事でカバー出来るかもしれません。その場合は、説明文に記載するのと平行して、写真でアピールすると尚良い。シャトルで利用する車両の写真に「Free Shuttle」等と記載しておけば、一発で分かります。説明文なんて誰も細かく読みませんので、このコツは覚えておいて下さい。

 

②金額

やはりこれは重要。ターゲットが1人旅なのかグループ旅行なのかによって全く違ったものに。特に日本での民泊は今後180日規制のからみで、高稼働・低単価の宿よりも、低稼働・高単価でグループ向けの宿に集約されていきます。ヨーロッパも民泊先進国だけあって今回の調査でもその傾向がみられました。正直、一人旅にはAirbnbは向かないなという感想です。

 

③写真

最終候補まで残った宿で、どれにするかを決める時にこの写真が重要になりました。全体的にオシャレな感じなのか。部屋はどんな感じか。一人旅なので、賑やかそうかどうか等もポイントに。キーワードは「インスタ映え」かもしれません。

 

④クチコミ

一応目を通します。必ずしも最高点である必要はありませんが、低すぎると候補から外します。

 

⑤キャンセルポリシー

①〜④全てクリアしていざ予約!となった段階でキャンセルポリシーが厳し過ぎると私のように予約を躊躇してしまいます。そうやってせっかくの予約を取り逃がしている宿も多いのではないでしょうか。難しい所ではありますが、繁忙期はキャンセルポリシーを厳しく、閑散期は緩くする等の使い分けは必要になってきます。

 

 

現地レポートは1月後半に

今回予約した旅は2018年1月10日から約一週間になりますので、現地を見てのレポートは1月後半にお届けします。

 

実際の部屋が写真とどう違うのか

写真からは伝わらない魅力は何か

現地スタッフの感じはどうか

 

等々、ウェブだけでは分からない部分をお伝え致します! お楽しみに!


 

 

 

 

 

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