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民泊を支える沖縄の観光客はいつまで伸びるのか 転機はズバリ20●●年

最終更新日 : 2017年9月20日  

政府の方針、中国人ビザ緩和等で活況を呈する県内観光客。今後どこまで伸びていくのかという事は民泊を行っている方のみならず誰しも気になる所かと思います。この力強い伸びはいつまで続くのか、大胆に予測してみたいと思います。

 

現在の状況

 

まず、現状ですが、2016年の県内入域観光客数は861万876万3100人。昨対比11%の伸び。

うち外国人が208万2100人38.7%増。今や24%が外国人なんです。

 

沖縄県発表

 

また、推移については、下記リンク先のグラフが見易いので参考に。

 

4年連続過去最高、沖縄の2016年入域観光客861万人 外国人客が初の200万人超4年連続過去最高、沖縄の2016年入域観光客861万人 外国人客が初の200万人超

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/80757?ph=1

 

ずばり2022年がひとつの山!

 

こんな好景気な沖縄観光業界ですが、私は、県内の入域観光客の山は2022年と見ています。理由は政府方針と那覇空港第二滑走路

 

政府方針で2020年のオリンピックまでに訪日外国人を4000万人にする事を掲げています。そこまでは予算投入、ビザ緩和等で、何が何でも訪日外国人数を増やしていくはずです。沖縄県もその恩恵を受け、2020年まではほっておいても伸びていきます。

しかし、その2020年には那覇空港第二滑走路が完成予定。予測では離発着回数は1.4倍程度になると言われている為、それにともなって入域観光客数は増えていくはずです。

そこで気になるのが、第二滑走路バブルがいつ頃まで続くのか、という点です。参考になるのは石垣島新滑走路。2013年3月に開港した新石垣空港の影響で石垣島は観光客バブルに。しかし、力強く伸びたのは翌年の2014年まで。2015年は台風襲来が多かった事も要因としてありますが、観光客は微減。つまり、新空港の影響は翌年までです。

 

 

2016年大幅に伸びたように見えるのは、2015年に比べ、2016年は台風がほとんど来なかった事が関係しています。また、都市圏からの航空機材の大型化等も関連しているようです。

 

何れにせよ、新空港バブルは翌年までと思った方がいいでしょう。それ以降は市場の影響に左右された自然増。

 

ではなぜ私の予想が、那覇空港が完成する翌年の2021年では無く、2022年なのでしょうか。

それは単純に、「工事は絶対に遅れるから」 (笑) のんびりした沖縄ならなおさらですね。完成予定は2020年ですが、実際には2021年でしょう。

 

以上の点から、沖縄の観光客の現在のような力強く伸びは、2022年までと予測します。

 

ただ、中国人へのビザ緩和等があればその後もさらに伸びる可能性はあると思われますがそのあたりは また次の機会に

 

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