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GmailにGeminiを連携させて返信を爆速にする方法 

最終更新日 : 2024年11月22日 Googleの生成AI、Gemini 様々なところで利用されていますが、Gmailと連携させている方はまだ多くはありません。連携させる事で受信メールの内容を盛り込んだ上で返信文を爆速で作成、送信する方法があります。今日はそんな時短のコツをご紹介

デモ動画

百聞は一見にしかず。どのような感じになるかまずは動画をご覧ください

 

返信するにはたったの4ステップ。文字はほとんど打ちません。

 

①メッセージへの返信文の作成を指示する

②Geminiが下書き作成

③「↖」マークをクリックしてGmail返信箇所に反映

④送信

 

以上で完了。です。

 

Gmailの受信ボックスで全て完結するのでChatGPTに返信文を作成させるより爆速になります

 

一般的な生成AI利用時

通常であれば生成AIに返信文を作成させる時は下記のようなステップを踏みます。

 

①受信メールの内容をコピー

②GeminiやChatGPT等のページに移動

③メール内容をペースト

④「この内容に返信文を作成して」と指示

⑤作成された内容をコピー

⑥受信メールに戻る

⑦ペースト

⑧送信

 

工程が倍にもなります。ページを移動する必要があるので時間もかかってしまいますね。

特に長い内容の時に威力を発揮します。当然英語での返信も可能です

 

OTAやPMS(管理システム)での返信でも応用可

単純なメール返信だけでなく、宿を運営している場合はOTA(宿泊予約サイト)やPMS(管理システム)でのゲストへの返信にも応用が効きます。

 

通常、OTAで販売している場合、ゲストからのメッセージが届くとメールで通知が届きます。

 

メッセージ受信通知の例

内容もメール内に記載されていますが、返信はメール内にあるリンクからシステムに飛んでシステムから送ります

 

この時に

 

①メッセージへの返信文の作成を指示する

(上記のパジャマの問い合わせの場合は、「これにパジャマ無しで回答作成して」と指示)

②Geminiが下書き作成

③内容をコピー

④リンクからOTAもしくはPMSのページに移動

⑤ペースト

⑥送信

 

とやれば自分で文章を作成する必要もありません。長い返信や、ゲストからのフィードバックに対するお礼メッセージの作成には効果を発揮します。

私は「このメールに返信して」という指示文を打つのすらめんどくさがる人間なので、辞書登録して「この」だけで「このメールに返信して」が出るようにしました(時短乞食)

 

設定方法と費用

この機能は有料のGoogle Work Spaceを利用しているのが前提となります。設定は、Work Space管理アカウントの生成AIの箇所から利用開始するだけ。

無料ではなく、有料版のGoogle Work Space(¥680/ユーザー)を利用しているユーザーが別料金(弊社の場合、¥1,900/全ユーザー)で利用可能になります。

Gmailだけでなく、Google ドキュメントやスプレッドシート、スライドでも同じようにGeminiに指示して反映させられるようなので是非お試しください。凄く便利です!