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ホテル・民泊運営代行会社 乗り換え時の注意点!

最終更新日 : 2022年6月2日

無人ホテルや民泊を、ご自身で運営するのでは無く、運営代行会社に委託しているオーナー様も多い事でしょう。自分で運営するよりもプロに任せた方が売上が上がる事もありますが、思っていた結果が得られない場合には代行会社の乗り換えを検討するかと思います。そこで本日は、代行会社乗り換え時の注意点を、実際の運営代行会社がご説明致します!

前代行会社との契約期間

代行会社乗り換え時に必ず出てくるのがこの契約期間です。期間満了を持って解約する場合や、円満解約の場合は問題になりませんが、契約期間中に契約を解除する場合、高額な違約金が発生する事があります。

弊社でこれまで確認した違約金の最高額は500万円というものがありました。二年契約で、二年目にあたる月にのみ解約可能。それを超えると自動延長という厳しい契約内容になっていました。

そのオーナー様は契約期間である二年まで数ヶ月あった為、前代行会社との契約を継続しつつ、前代行会社で契約のないOTAを弊社で販売開始しました。しばらくは両方の代行会社で販売。前代行会社との契約が終了後に、前代行会社でも販売していたOTAアカウントを弊社でも作成し、完全移行完了 という流れで乗り換え頂きました。

幸い、その代行会社はAirbnbのみの運用だった為、移行期間中も楽天やBooking.com等、集客力のあるサイトで売上を上げる事ができました。

前の代行会社の手数料は固定型で、コロナで売上がゼロになろうが、オーナー様は毎月数十万円をお支払いしていました。弊社は売上連動型で、売上が少ない間はほぼ費用が発生しない為、喜んで頂く事ができました。

アカウントの引き継ぎ

OTAアカウント

代行会社を乗り換えるとなった時に次に問題になるのが、前の代行会社からOTAアカウントが引き継げるかどうかという点です。

アカウントのクチコミ点数が高かったり、クチコミ数が多く掲載されている場合には、引き継いだ方がいいでしょう。再販直後の初動が全く違ってきます。

楽天やじゃらん等は同一物件のアカウントを2つ以上作成する事が出来ない為、旧代行会社にアカウント削除してもらった後に新規作成擦る必要があります。

前代行会社と円満解約の場合は引き継げる事が多いのですが、喧嘩別れになると明け渡してくれない事も多々あります。

そのホテル・民泊のアカウントなので、代行会社にとっては持っていても使い道は無いのですが、引き継がずにアカウントを削除するという言い分もわかります。

代行会社も、近隣に多くの物件を運営しているはずです。

予約の入るアカウントを引き渡す=今後の競合を増やす 

という事になりかねませんので、他に契約中のオーナー様の利益に反する為です。

このあたりは契約内容と代行会社との仲によるところが大きい為、あまりこじらせる事が無いよう、日頃から良好な関係を築いておきたいですね。

といっても、乗り換えを検討する時点で関係が悪化しているかと思いますが。。。

Airbnbアカウント

OTAの中でも、Airbnbには注意が必要です。Airbnbに関しては、ひとつひとつのリスティングを切り離して明け渡すという事が出来ません。明け渡す場合はアカウントごと渡す必要がある為、代行会社の一つのアカウントに全てのリスティングを作成している場合はそもそも切り離す事ができませんのでご注意ください。

弊社では物件ごとに別アカウントで作成して、そのアカウントにリスティングを紐付けています。そうする事で、契約満了時にはアカウントごと引き渡す事ができるようにしています。

Googleマイビジネスアカウント

OTAではありませんが、Googleマイビジネスを代行会社で作成している場合にはこれもどうするか決めておきましょう。

クチコミが少ないのであれば、削除してもらって新たに作成しても良いでしょう。

Googleマイビジネスに関しては下記でメリットをご紹介しています。

現地決済予約の代金回収

Bookin.com

無人運営の施設で特に問題になるのがこの現地決済。少し前まではBooking.comは現地決済と事前決済を併売する必要があった為、現地決済の予約を引き継いでいる事があります。

引き継いだ予約はStripeによる自動決済の設定もできていません。

こういった現地決済予約を一つずつ追いかけていって回収する必要があります。

自社サイト予約

前代行会社が作成した自社サイトで成約した予約は、前代行会社が回収済みの為、それを予約が完了した後に代行会社間でやり取りする必要も出てきます。

代金回収に別途費用がかかる場合もありますので、事前に確認しましょう。

以上、運営代行会社乗り換えの際の注意点でした。

代行会社乗り換えを検討している時点で、前代行会社に不満があるのでしょう。乗り換え元、乗り換え先の代行会社によっては、大幅に売上を改善出来る場合もあります。

この機会に一度乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

6月は閑散期となっている為、弊社では現在、無人ホテル・スマートホテル運営代行の乗り換えキャンペーンを行っております。

「このエントリをみた!」とお伝え頂くだけで、なんと!通常15%の代行手数料を15%→12%に割り引き致します。下記条件に該当する施設様はご検討ください。

条件

  • 客室数 15以上(※1棟貸し民泊は対象外)
  • 2022年6月15日までの契約分
  • 限定1施設のみ

サービス内容は下記ご確認ください。