最終更新日 : 2025年11月10日民泊オーナーを騙すとしたらこんなことができてしまうという例をご紹介します。弊社が騙すという意味ではなく、あくまで注意喚起として、こんな事ができてしまうよという例です。一部は実際に行っている悪徳業者もいるかもしれません。民泊物件購入や運営代行を検討中のオーナー様はご参考に
ウソシミュレーション
現実的にはありえないシミュレーションを出してオーナーをその気にさせる手法。単価や稼働率ひとつで収支はかなり変わってきます。
良く見えるように加工するのは簡単ですが、素人ではなかなか判別がつきませんのでご注意ください。
業者のシミュレーションは7掛けくらいで見ておいた方がいいでしょう。
ニセ稼働率
稼働中の売却物件がある場合、購入者は購入前にその物件のリスティングを見に行きます。Airbnbでは販売ページのカレンダーで売り切れ日が確認できる為、そこで売り切れが多い=高稼働だと購入する側も乗り気になってしまいます。
日付を検索すると、こんな感じで予約で埋まっている日はグレーアウトされて 取り消し線 がつきます。
ところが、管理画面でただ売止をしているだけだとしたらどうでしょうか。実際には低稼働なのに、高稼働に見えてしまいます。
買い手側は「こんなに予約がはいるならいい物件だ!」と思うでしょう。
そういった裏事情も考慮してしっかり判断してください
誇張集客ルート
よくあるのが
「旅行会社と太いパイプがある」
「自社サイト予約を増やす独自ノウハウがある」
とうたい、いざ稼働し始めるとOTA集客のみだったというパターン
独自集客がある場合は具体的なルート、その割合も聞いてみましょう
過大な市場予測
「近隣にテーマパークができる」と、あたかも将来安泰であるかのようにアピール。
テーマパークができるのはみんな知ってます。みんな仕掛けてます。物件自体に魅力がないとただ競争が激しいエリアの物件を掴まされることになるので注意してください。
民泊売却サイトをみているとこのような物件がゴロゴロ出てきます。
うまくいかなかったからこそその物件は売りに出ているのではありませんか?
よくよく物件の品質を見極めてください
これから宿をしかけていく場合は、上記の点に注意しながら騙されないように気をつけてください。

元Booking.com アカウントマネージャー。那覇オフィス立ち上げ時から数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。

