那覇空港第二滑走路の現在の進捗状況を確かめてきた!(2019年7月更新)

かねてから話のある那覇空港第二滑走路。現在の滑走路の沖合を埋め立ててもう一本作りましょう!という計画です。滑走路が増えるイコール便数が増える。それがそのまま観光客増加に繋がるので経済的インパクトは大きいのですが、果たして計画通りに進んでいるのでしょうか?今回は那覇空港第二滑走路の状況を取材してきました。

 

2019年7月現在の状況

滑走路部分の埋め立てはほぼ終了している感じです。これからアスファルトを敷いていくのでしょう。いずれも瀬長島より撮影

 

 

左側の塔は新しい管制塔。間もなく完成。中央の建物は格納庫のようです。そして今日もサーファーがww

 

 

空港東側から撮影。手前が現在の那覇空港。奥に見えるのが慶良間諸島

 

 

順調に進んでいるようですね。

 

以下は作製当初(2017年12月)の内容です。当時の状況が知りたい方はどうぞ!

那覇空港第二滑走路とは

2020年に利用開始予定の滑走路。那覇空港って実は巨大な空港だってご存知でしたか?どれくらい大きいのか、滑走路の長さを国内の他の空港と比較してみました。

※単位m

※嘉手納は米軍嘉手納基地の空港

※那覇、福岡は第二滑走路建設中

 

 

グラフは滑走路の長さ。各空港、複数本の滑走路があるので、グラフも複数本記載しています。

沖縄は小さい地域の割に他空港と比べ遜色ないレベルですね。

 

敷地面積の比較

 

敷地面積もついでに比較してみました。

※単位ヘクタール

 

嘉手納基地広っ!!!

 

細かいデータは下記になります

 

羽田空港

面積 1522ヘクタール

3000×60m
2500×60m
3360×60m
2500×60m

 

成田空港

面積 1090ヘクタール

4000×60m

2500×60m

 

関西国際空港

面積 545ヘクタール

3500×60m

4000×60m

 

中部国際空港

面積 470ヘクタール

3500×60m

 

福岡空港

面積 353ヘクタール

2800×60m

2500×60m (2024年完成予定)

 

千歳空港

面積 726ヘクタール

3000×60m

3000×60m

 

那覇空港

面積 326ヘクタール

3000×45m

2700×60m(2020年完成予定)

 

嘉手納空港(米軍基地)

面積 1953ヘクタール

3700×90m

3700×60m

 

 

ついでに離発着回数は?

※嘉手納のみ、2014年のデータ

 

離発着回数
羽田 224,707
成田 123,550
関空 89,226
中部 50,701
福岡 71,344
千歳 72,676
那覇 72,457
嘉手納 42446

 

参照)

国土交通省

嘉手納発着14年、4万回超 外来機25%、負担減らず 琉球新報

 

福岡、千歳とほぼ同じなんですね。2020年以降は第二滑走路の影響で那覇が頭ひとつ飛び抜けるでしょう。

 

 

位置関係はどうなってるの?

場所はこんな感じです

世界でも有名なダイビングスポット、慶良間の目の前を埋め立てているのに誰も自然破壊について何も言わないのは気になりますが、そこはまた別の機会にツッコもうと思います。辺野古の自然破壊とやってる事は変わらないんですけどね。

 

実際の現場はこうなっている (2017年12月)

 

工事の感じはこんな感じになっています。

アップにしたので画素が粗いのですが、かなり埋め立ては進んでいます。手前にみえるのはウィンドサーフィン。このあたりがウィンドサーフィンで有名なエリア。飛行機を真上に眺めながらウィンドサーフィンが出来る日ももうすぐ!

 

 

別角度から。瀬長島のウミカジテラスという商業施設から撮った写真です。手前はテラスになっている飲食店。飛行機ファンにはたまらないカフェになりそうです。

 

 

 

空港の向こう側に見える島が慶良間諸島。サンゴ礁の目の前の自然破壊(笑)

 

 

 

 

右側が現在利用中の那覇空港第一滑走路。左側で建設している建物は何なのかわかりません。。。第二滑走路と第一滑走路の間に建設しているので、恐らく新しい管制塔かなにかだと思います。

 

那覇空港の今後

第二滑走路がオープンしても、現在のターミナルの位置だと、第二滑走路まで行くのに第一滑走路を横切る為、第一滑走路の離発着が制限されます。その為、第二滑走路オープン後のトータル離発着回数は現在の1.1〜1.4倍程度になるとも言われています。

それを回避する為に第一滑走路と第二滑走路の間を埋め立てて新ターミナルを作ろうという動きもありますが、壮大な計画なので数十年単位での計画になるはず。その埋め立て地にホテルも建設しようと経済界は動いていますが、2つの滑走路の間のホテルなんてうるさいことこの上無い(笑)  ホテルより、アジア物流センターのハブを持ってくるほうが現実的な気がしますよ!

 

那覇空港の旅客ターミナル 第1・2滑走路間に移転構想 整備促進連盟が県・国へ要請方針

 

現在の所は工事の遅れ等は報告されていません。遅れていてもギリギリまでは発表しないものなんでしょうが(笑)

 

埋め立ての土砂は早朝、深夜の交通量が少ない時間帯に行っているので、埋め立て段階の現時点で特に問題は出ないかと思います。早朝等、現場近くの道路はダンプカーが10数台連なって走っているので異様な光景です。

 

何れにせよ、今のところは2020年のオープンで進んでいるというご報告でした。今後は夏場の台風次第で数ヶ月は遅れる可能性もありますが、随時ご報告していきたいと思います。

 

 

 

ちなみに、トップの夕日のアイキャッチ画像は2016年4月時点での埋め立て状況です。奥に少しだけクレーン等が写っているのが見えるかと思います。この写真も瀬長島からの写真。


 

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