ビジネス客は狙い目か!?民泊と相性が良いゲストの特徴をデータから検証

先日、Airbnbの出張利用が15%に達したというニュースが流れてきました。

 

民泊Airbnbの法人プログラム利用のシェアが15%に、日本・韓国の大手企業も新規参画

https://www.travelvoice.jp/20170914-97086

 

これを見て、「これからは出張狙いだ!」と思った方は、一度立ち止まって考えて見ましょう。今回は、出張と民泊との相性について、各種データを交えながら検証してみたいと思います。

 

顧客視点に立て!

まず、出張者の立場になって考えてみましょう。出張ですので、多くはビジネス街の宿泊になります。小さいとはいえ、スーツケースを持っているので、駅に近い場所に宿を取りたいという需要が想像出来ると思います。そういった需要を反映して、ビジネスホテルの多くは駅近くにあるのです。当たり前といえば当たり前です。

 

では、ビジネス街の駅チカで民泊が出来るのかというと、なかなかそんなワンルームマンションなんてありません。探すのが大変。かといって、駅から少し離れた住宅地域だと、ビジネス客の需要を満たす事は出来ないのです。

 

ビジネスマンの本音

出張費はそもそも自分のお金では無いので、わざわざ駅から近くも無い安い民泊に止まるメリットが無いのです。多少金額が高くても、便利な場所に宿を取るのです。一般的な出張経費が大体どれくらいかというと、8,000円〜10,000円。これくらいあれば、経費内で普通のビジネスホテルには宿泊出来るのです。東京等はもう少し値が張りますが…

 

参考)出張ビジネスマンのホテル利用実態 ㈱Aカードホテルシステム

http://www.hoteresonline.com/articles/3455?p=2

 

さらに、ビジネスは、直前キャンセル変更が多いもの。その為、事前払いより現地払いが好まれるのです。それに対し、民泊はAirbnb始め事前払いがほとんど。ホテルと違い、一泊のノーショーで利益の100%が飛んでしまうので、そうならざるを得ません。また、民泊はフロントが無い事も多いので現地で払いようがないという理由もあります。キャンセルポリシー内であればキャンセル出来るとわかっていても、事前に課金されるのと現地で払うのでは心理的障壁が大きいので、事前払いだと成約率が下がってしまうのです。

 

もう一ついえば、今後180日の規制がかかる事を考えると、安い金額で稼働を高くして儲けるモデルは通用しなくなります。稼働は少なく、高い金額で勝負するモデルしか生き残りようが無いのです。

 

つまり、

 

ビジネス客と民泊の相性は最悪!

 

なのであります。報道だけを見てビジネス客に飛びつかないよう注意しましょう。

 

民泊向きなのはどんな物件か

 

では、民泊物件で多いのはどのような物件なのか。那覇市の例で見てみます。

AirLABO

http://airlabo.jp/article/?area_id=47201

 

出張向きの収容人数1名の物件はわずかに9件。需要が少ないから、提供が少ないのです。簡単な経済原則ですね。

 

最多は2-3名。そりゃそうです。最も多いのが2名での旅行だというのもありますが、2名だと、シングル利用にも使える上、グループでも2名x2グループ等、グループ対応も出来るので、汎用性が高いのです。需要が高いので、ホテルの部屋もほとんどはツインやダブルの2名用です。裏を返せば、このエリアはレッドオーシャン。消耗戦必至です。先に述べた、180日規制の中、消耗戦をしていては全く儲けがでなくなります。

 

そこで、狙い目は4-5名用の2LDKの部屋です。ホテルで4-5名泊まれるファミリールームはかなり数が限られますので、競合が少ないのです。さらに、収益比率も他タイプに比べ抜群に良い。また、一般的に最も多いアパートのタイプも2LDKになるので、物件も比較的探しやすいかと思います。

 

これから始めるなら2LDK!

特に今後は、年間180日という規制も入って来る為、安い部屋で稼働率で勝負するべきではありません。宿泊数は少なくても金額の高い、かつホテルには無い大人数向けで勝負する方がが良いのです。かと言って、6名以上のグループはなかなかいない。夏休みの大学生グループか3世代の家族旅行位でしょうか。少数で宿泊すると割高になってしまいます。

4-5名であれば、家族旅行にピッタリで連休の需要はある上に、少し贅沢な2-3名の旅行の需要もあります。2-3名用の物件(1R〜1LDK)と比べても借りる家賃は1万円程度の違いでしか無いので大きなリスクにはなりません。

民泊は流行りなだけに、様々な報道がなされています。各種報道を参考にするのはいいのですが、そのまま鵜呑みにしてしまうと、大損こきかねません。各種データも参考にしながら、自身で検証する癖をつけるようにたいですね。そんなの面倒だ!という方は、マイズみんぱくをご購読下さい(営業モード)笑

 

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