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GoTo停止の取消料対応申請がカオス!! 申請はホテル?OTAどちらから?【早見表】

最終更新日 : 2021年1月23日

コロナの影響でGoToトラベルが一時停止されています。特に年末年始は影響が大きい事から、キャンセル料がかからない期間にキャンセルされたとしても、GoTo予算から一部補填されます。ただ、この補填申請がホテルからだったり、OTAからだったりと、バラバラなのです。そこで本日は分かりやすい早見表と、申請のコツ等をご紹介致します。

キャンセル料補填申請とは?

GoTo事務局から配布されている資料の言葉を借ります。

札幌市、東京都、 名古屋市、大阪市、広島市につき、11月24日(火)から順次、一時停止等の措 置を講じているところです。

 また、年末年始である12月28日(月)から本年1月11日(祝・月)までにおいては、全国を対象に一時停止措置を講じることとしています。

 この運用方針の変更に伴う旅行取消による取消料対応として、事業者に対して取消料対応費用をお支払いをすることといたします。

「一時停止等の措置に係る旅行取消による取消料対応取扱要領」

この資料内でも

  • 札幌市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市の停止を「5都市」
  • 年末年始の全国の停止を「全国」

と記載していますので、当エントリでも「5都市」と「全国」で統一します。

要は、

  • GoTo停止になったので、予約がキャンセルされました。
  • 通常であれば、無料キャンセル期間中のキャンセルはキャンセル料は取れません。
  • でも今回に関してはGoTo予算から一部補助しますよ

という内容です。補填額は下記

【一律方式】

5都市については、上限35% (14,000円/人泊)

全国は上限50%(20,000円/人泊)

が補填されます。負担額が証明出来るものに関しては、「負担額証明方式」という申請方法もありますが、原則は一律方式です。

該当予約を抽出するのが不可能な領域

申請する為に、まず該当の予約を一覧にする必要があるのですが、この申請が、非常にややこしいのです。

まず、5都市。いつからいつまでに入っていた予約で、いつまでにキャンセルされた予約が対象なのかが、都市によってバラバラなのです。

しかも、目的地がその都市の場合と、出発地がその都市の場合でもまた異なる上、東京都は、65歳以上又は基礎疾患を持っている方の旅行とそうでない方の旅行でもまた異なるという。。。

細かく見なくても良いので、資料の一部をお見せします。

控えめに言って、カオス

さらに言うと、居住地や65歳以上、基礎疾患の有無の確認は、「自己申告」!!!!

もはや何でもいいという事でしょうか。。。

どこから申請?早見表

上記の難関をどうにクリアして該当予約一覧を抽出出来たところで安心するのはまだ早い!

この申請が、ホテル側から行う必要がある場合と、OTA側で代理で申請してくれる場合があるのでこれまたややこしいのです!

さらに言えば、通常旅行とパッケージ旅行でもホテルからかOTAから申請かが別れていたりと、こちらも大変!

そこで、主要OTAのみですが、一覧にしてみました。

OTA通常予約パッケージ
楽天トラベルOTAOTA
じゃらんホテルOTA
Booking.comホテル無し
ExpediaOTAOTA
Agodaホテルホテル
Airbnbホテル無し
るるぶホテルOTA
GoToキャンセル料補填申請 申請元早見表

確認方法は、OTAからの案内メール、管理画面に記載の案内、FAQページ、サポートセンターへ電話等で行っておりますが、変更になる可能性もありますので、必ずご自身でもご確認下さい。また、誤りがあれば、是非ご指摘下さい。

申請時のコツ

ここまで申請が複雑になると、通常業務に支障を来す為、申請を諦める方も多いでしょう。

そこで、どうしてもそんな暇が無いという方に一つコツをお伝えします。それは

5都市の申請を捨てて、全国のみに注力

これです。恐らく、この方法が最も効率がよいかと思います。

先にご紹介したように、5都市分は該当予約一覧を作製するだけでも大変なのに、広島や名古屋、札幌からの旅行者なんてそんなに多くもない。時間かけたのにほとんど予約無かったじゃん! となりかねません。

そこで、5都市を捨てるという選択も一つなのです。幸い、最も集客力のある楽天トラベルに関しては、通常予約も楽天側で申請を行って頂ける為、5都市分は楽天分で我慢します。

(5都市にあるホテルは地元予約のボリュームが多いので、その都市だけ申請する必要はあるかもしれません。そこは適宜ご判断下さい)

その上で、全国版の方に集中します。全国版は5都市に比べて該当予約も抽出しやすい上、5都市分よりも年末年始だけあって額が大きくコスパが良いのです。

申請時期も5都市は1月18日から始まっていますが、全国は2月1日からの申請なのでまだもう少し時間がある為、余裕を持って取り組めますね。

大規模ホテルなら別ですが、中小ホテルであれば、下手に申請に時間をかけてもそれほどの額にならなかった、というオチもあり得るので、その分本業に集中した方が利益が出るかかと思われますので、今回ご紹介した、「諦める」という方法も参考にされて下さい。

それにしても、ここまでカオスだと、申請する方も大変だけど、審査する方はもっと大変でしょう。。。やろうと思えば、いくらでも詐欺的な申請が出来てしまう為、持続化給付金の時のように逮捕者等が出ない事を祈ります。

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