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トラベルバブルは2020年暮れ頃から始まるかも!?インバウンド旅行の新しい考え方

最終更新日 : 2020年6月30日

観光経済バブルの話ではありません。今日はインバウンドに関連した新しい旅の形、トラベルバブルという考え方とそれがいつ、どこから広まってくるのかというのを考えてみます。

トラベルバブルとは

旅行業界がバブるという意味ではありません(笑) そうなると嬉しいのですが、最近話題になっているトラベルバブルとは下記のような意味です。

「トラベル・バブル」とは、新型コロナの感染が収束し安全だと認め合った国同士での渡航制限解除を、他からの空気は入ってこないように安全な空気のバブルをつないだ中でのみ人の行き来を再開させることに例え、表現している。その他に“通り”を意味する「トラベル・コリドウ」も同様の意味で使われている。

旅行規制解除に向けた「トラベル・バブル」とは?

これ以上コロナ被害を出さない為には妥当な考え方ですね。ワクチンが開発されるまではこの考え方がスタンダードになるのではないかと思われます。

トラベルバブルに動き出した国

既に各国もこの考え方に基づいて動き出してきています。

新型コロナウイルス感染拡大の防止のために各国でとられている国際的な移動制限については、オーストラリア・ニュージーランド間やバルト三国間を皮切りに、特定の国同士から段階的に緩和してゆく動きが見られはじめている。

ギリシャ・キプロス・イスラエルが三国間限定での渡航制限解除を検討 段階的な封鎖緩和策「トラベル・バブル」構想の一環

近い国、コロナ被害が少ない地域からという事になりそうです。

トラベルバブル先進国になるであろう西太平洋地域

では、新型コロナの感染の収束が早いのはどこか。一目瞭然↓

https://covid19.who.int/

少ない順に

1.西太平洋地域

2.アフリカ

3.東南アジア

です。我々日本が分類される西太平洋最強説!あまりに被害が小さくて上のグラフでは殆ど認識出来ないので、西太平洋地域だけ色付けしてみました。

少なっ!!! しかも増加すらしていない! 

西太平洋地域に分類される主な国は

日本、台湾、中国、マレーシア、韓国、シンガポール、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド等です。

そう、つまりこれらの国々からトラベルバブルが始まると考えられます。これを見ると、欧米とのバブルは難しそうですね。欧米は欧米同士でお願いしますとなりそうです。

沖縄にとってのトラベルバブル

沖縄のインバウンドはご存知のように台湾、中国、韓国、香港でほぼ9割。この4カ国が戻るだけでも宿泊業にとっては追い風になりそうです。日本全体でもこの4カ国が大きな割合を占めるのは同じです。

ではどの国がいつ頃からトラベルバブルを始めるのか。台湾が既に旅行に関する解除のステップを公表していました。

https://tokuhain.arukikata.co.jp/bagan/2020/05/post_39.html

簡単に解説すると下記のような感じになるそうです。

第一段階 5/27-7/31

防疫旅行と一部公共交通機関規制の緩和

第二段階 8/1-10/31

安心旅行推進(国内旅行)と公共交通機関の規制全面緩和

第三段階 10/1-12/31

海外旅行及び入出国規制の徐々に緩和

エア便の乗り継ぎと入国後の公共交通手段の利用、クルーズの停泊など

中国との直行、海運直行、小三通の再開。

翻訳はフェイスブックのこちらの方から拝借しました

日本の観光関連の皆様へ台湾から発表した今後の規制緩和計画です。簡単な和訳をつけます。台湾交通部から公表内容です。第一段階 5/27-7/31防疫旅行と一部公共交通機関規制の緩和第二段階 8/1-10/31安心旅行推進(国内旅行…

洪斐文さんの投稿 2020年5月16日土曜日

海外旅行は第三段階なので、現時点では10月以降になりそうです。動きの早い台湾ですら10月なので、各国はもう少しずれ込むかと思います。

以上から、恐らく今年の暮れあたりから徐々にアジアの国での人の行き来が活発化してくるものと思われます。そうなれば、沖縄のインバウンドは来年にはかなりのボリュームで回復してくるハズです。

新型コロナ第二波は来るのか?

懸念点は、冬に新型コロナが再流行するのかという点ですが、結論から言います。アジアでは恐らく第二波は来ません。理由は明らかになっていませんが、ナゼかアジアは新型コロナに対して耐性があるのです。先に示したこのグラフを見れば、アジアは何か違うというのは素人でも分かりますね。

下記ブログでも解説されてますが、

東京大学先端科学技術研究センターの調査によると

  • もともと東アジアではたくさんの似たコロナがあった
  • 東アジア沿岸域はいつもそいつらに罹患していた免疫があった
  • もしかしたら内陸の武漢はあまり免疫がなかった

可能性があるという事です。

恐らく、免疫があるからこそ欧米よりも先に発生したにも関わらず爆発していない。そして現在に至るまでグラフで示したようにほぼ増加もしていない のだと思われます。その為、多少の増加はあっても第二波と呼べる程の波は来ないでは無いかと推測出来ます。

このまま消えて無くなってくれ!

まとめると、

今後は新型コロナ収束に向かう国同士でのトラベルバブルがしばらく流行る

早ければ今年の10月から台湾を皮切りにインバウンドが戻り始める

西太平洋地域はコロナに対して最強

日本を含む東アジアが免疫を持っていた可能性

という事で、インバウンドが戻る日も少しだけ光が見えて来ました!特に台湾は日本と同じ島国で親日の為、最も早くバブル形成→回復してくるのではないでしょうか。


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