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Airbnb以外のOTAに手を出す前に、覚悟しておくべきこと 注意点

作成日:2026年6月8日 / 最終更新日:2026年6月8日

民泊・ホテル運営を始めて最初に触れるOTAは、たいていAirbnbです。
管理画面はわかりやすいし、ゲストとのやり取りもスムーズ。「OTAってこういうものか」と思って次の予約サイトに手を広げると——そこには、Airbnbの常識が通用しない世界が待っています。

今回は、主要OTAに登録するときに「これは覚悟しておいたほうがいい」というポイントを、運営者目線で正直に書いておきます。

Booking.com ── キャンセルの多さを覚悟せよ

Booking.comでまず驚くのが、キャンセル率の高さです。
体感ですが、平均で半分近くがキャンセルになります。

Airbnbしか経験のない人は、最初に予約表を見て「こんなに入った!」と喜び、その後バタバタとキャンセルが入っていく様子に度肝を抜かれるはずです。
これはBooking.comの予約のハードルが低いことの裏返しでもあります。気軽に予約できる=気軽にキャンセルもできる、ということ。予約数=確定数ではないという前提で、在庫やキャンセルポリシーを設計しておく必要があります。

Agoda ── ゲストとの連絡の取りにくさを覚悟せよ

Agodaで頭を抱えるのが、ゲストとの連絡の取りにくさです。
基本的に、ゲストの住所も電話番号も教えてもらえません。さらにこちらから送ったメッセージの中のURLや電話番号は伏せ字(非表示)になってしまうため、チェックイン案内ひとつ送るのにも一苦労します。
無人運用でセルフチェックインを案内したい施設にとっては、地味に効いてくる制約です。

連絡が「取りにくい取りにくい」と言いたくなる場面が、何度も訪れます。

楽天トラベル ── 電話の多さを覚悟せよ

楽天トラベルに載せると、日本人ゲストの割合が一気に増えます。
そして日本人ゲストが増えると、必然的に「電話で問い合わせをしてくる確率」も上がります。メッセージで完結させたい運営スタイルでも、電話対応の体制をある程度想定しておいたほうがいいでしょう。

じゃらん ── FAXを覚悟せよ

そして、じゃらん。
登録手続きにFAXが必要です。

……は?

と、令和のこの時代に思わず声が出ますが、本当です。OTAを増やすというのは、こういう昭和の残り香とも向き合うということなのです。

OTAは増やすほど「予約」も「手間」も増える

OTAを増やせば、たしかに予約は増えます。

ですがその分、サイトごとに異なるクセ、キャンセル傾向、連絡手段、登録手続きといった「手間」も確実に増えていきます。

大事なのは、自分の施設の運営体制(特に無人運用なのか有人なのか)と、それぞれのOTAの特性が噛み合うかどうか。やみくもに数を増やすのではなく、手間に見合うリターンがあるかを見極めて選ぶこと。

OTAの掛け持ちも、ほどほどに。

元Booking.com アカウントマネージャー。那覇オフィス立ち上げ時から数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。

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