作成日:2026年3月24日 / 最終更新日:2026年3月24日
「宿泊施設の収益を改善したい」と思ったとき、何から手をつければよいか迷うことはありませんか。闇雲に価格を下げてみたり、OTAのプランを増やしてみたり——そうした対処療法を繰り返してしまいがちです。
収益構造をシンプルに整理すると、宿泊業で利益を増やす方法は実は4つしかありません。今回はそれぞれの考え方と、現場で使えるヒントをまとめました。
① 稼働率を上げる
最もわかりやすい指標のひとつです。
一般的には上限が100%であり、それ以上引き上げることは原理的に不可能——と思われがちですが、例外もあります。アパホテルのように1日2回転を実現して稼働率100%超えを達成するケースも存在し、運営の工夫次第でまだまだ伸びしろがあることを教えてくれます。
② 単価を上げる
こちらも直感的にわかりやすい指標です。
ただし、単価を際限なく上げ続けることはできません。エリアの相場と物件のクオリティによって、ある程度の上限は自ずと決まってきます。
稼働率がすでに高止まりしている場合は、基本人数を増やす設定にするだけで、1名分の追加料金を単価に組み込める場合があります。小さな工夫ですが、積み重ねると収益への影響は無視できません。
③ 物件を増やす
稼働率も単価も、いずれ「天井」が見えてきます。それ以上の利益成長を目指すなら、物件数を増やすという方向性が必要になります。
個人の民泊オーナーでも次々と物件を拡大しているケースはこのパターンです。ただし、物件の確保・契約・整備には時間がかかるため、すぐに数を増やせるものではありません。客室数の多いホテルともなれば投資額も大きくなり、簡単に増やせるものでもないのが現実です。
④ 経費を減らす
宿泊業における最大のコストは、多くの場合人件費です。
民泊は無人運営が基本のため、すでに経費削減が限界近くまで進んでいるケースも多いですが、ホテルの場合はまだ有人対応に依存している業務が多く、人件費が収益を圧迫しているところも少なくありません。
予約管理・メッセージ対応・レビュー返信など、各種自動化ツールを積極的に活用して人的作業を減らすことが、利益率改善への近道です。
まとめ
「当たり前のことばかり」と感じた方も多いかもしれません。ただ、それを実際にやり切れているかが、利益に直結します。
マイズインバウンドでは、オーナー様がこれら4つのアプローチをひとつでも前進できるよう、運営面からサポートしています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
元Booking.com アカウントマネージャー。那覇オフィス立ち上げ時から数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。