沖縄の民泊代行会社 | マイズインバウンド

沖縄県 民泊運営代行 無人ホテル運営代行
Mon - Fri

10:00 - 17:00

中小ホテルが自社ホームページを作製する時に覚えておきたい3つのポイント

最終更新日 : 2020年6月10日

自社ホームページを持っていないホテルは最近では殆ど耳にしませんが、これからホテルをオープンしたり、コロナで安く売りに出たホテルを買収した場合等、新しくホームページを立ち上げるケースは今後も増えてくるかと思います。今日はそんな時に覚えておきたい3つのポイントについて解説していきます。

ポイント1 高額ホームページ制作は不要!

ホームページ作製で検索すると、何十万もするような高額ホームページ作製のサイトが出てきますが、そういった高額なものは特に中小規模のホテルではオススメしません。高額にしたからといって予約が入るものでは無い為です。

高額ホームページ制作の例

グローバルチェーンや国内大手チェーンホテル等であっても自社サイトからの予約というのは僅かなものです。良くて数%、二桁%に届くようなホテルは高額なホームページがあるからでは無く、予約サイトよりも自社サイトを大幅に安くしている等の他の理由があるはずです。でもよく考えてみると、10〜15%の予約サイト手数料以上に値引きして自社サイトで取り込む理由はあるのでしょうか。

もともとホテルのホームページなんてそこまで大量のアクセスがある訳でも無いので、高価なサーバーも必要無ければ、もの凄い機能が必要という訳でもありません。予約機能程度で十分です。

いずれにせよ、高額ホームページ作製はホテルのサイトには不向きだという事は覚えておきましょう。

ポイント2 最低限必要な3つの機能

ホテルのホームページに必要な最低限の機能とはどのようなものでしょうか。これだけは揃えたいというのは下記3つ

1.予約機能

2.モバイル対応(レスポンシブデザイン)

3.多言語化(最低限英語)

これらは欠かせないでしょう。1つずつ説明します。

自社サイト予約機能は有料なシステムも各種ありますが、費用を抑えるという意味でいうと、楽天トラベルのR-withというのがあります。在庫も楽天トラベルと同期されているので、オーバーブッキングの心配も無く、手数料も無料です。中小ホテルであればR-withで十分かと思います。

モバイル対応は、スマホやタブレットでアクセスした時に画面が各種モバイルのデザインに切り替わる機能でサイトの閲覧のし易さが断然違います。レスポンシブデザインとも呼ばれるもので、ホテルに限らず、どのウェブサイトにも必須のものとなっています。最近では宿泊予約の約80%がモバイルからの予約になっている為、モバイル対応を無視する=ゲストを無視すると言っても過言ではありません。

多言語化については、最近はコロナの影響でインバウンド観光客がいないので多言語化は後回しでも構いませんが、いずれ必要になる点はお忘れなく。

ホームページの多言語化は、しっかりした翻訳を依頼する必要は無く、自動翻訳で十分です。最近の自動翻訳の精度であれば、問題無いレベルで多言語化出来てしまいます。しっかりとした翻訳を入れるとそれだけで数十万円かかってしまいますので、大手以外は自動翻訳を選びましょう。

出来れば日本語以外に英語、韓国語、中国語(繁体・簡体)の4言語は対応したい所ですが、英語だけでも問題ないでしょう。

ポイント3. ワードプレスで十分対応可能

以上を満たすものは何かというと、ワードプレスで十分でしょう。ワードプレスとは、世界最も広く利用されている無料のホームページ作製・管理システムで、世界のウェブサイトの35%はワードプレスで作製されているといわれる程です。

ちなみに、日本のホームページ作製・管理システムでのワードプレスのシェアは80%を超えるとか。それだけ広く利用されているシステムなので安心です。どんなホームページが作製出来るのかは公式ページでも紹介されていますのでどうぞ。

ワードプレスを利用する費用は、ワードプレス自体は無料で、サーバー代(安いもので月額500円程度)とドメイン代(.comドメインでも年額1000円前後)なので、僅かな費用でホームページが作製出来てしまいます。冒頭で触れた数十万円のホームページ作製もワードプレスで作製されている事も多々あるので、それがいかにボッタクリかわかるのではないでしょうか。

ワードプレスに欠かせない追加機能

では、ワードプレスだけでどんなデザインも出来てしまうかというと、出来てしまうんです!厳密にはワードプレスにプラグインと言われる、追加機能をインストールする事でデザインの自由度がかなり増します。通常はテーマと呼ばれる着せ替えのテンプレートデザインである程度のデザインを実装できるのですが、細かいところまではなかなか修正出来ません。そこで細かーーーい所までピクセル単位で修正出来てしまう機能を御紹介します。

Elementor


Elementorはワードプレスの追加機能の一つで、ドラッグ&ドロップで簡単にホームページが作製出来てしまいます。しかも無料!動画の方が分かりやすいので下記で御覧ください。

有料版もありますが、無料版で十分過ぎる程の機能があります。

Elementor – Header, Footer & Blocks

Elementorの追加機能の一つで、Elementorありきのプラグイン。Elementorはホームページをドラッグ&ドロップで作製出来ますが、ヘッダーとフッターに関しては無料版では作製する事が出来ません。このプラグインを入れるだけでヘッダーもフッターも思いのまま。もう何でも出来てしまいます。

ヘッダーというのは当ウェブサイトでいうと、上のここの事↓

フッターはページ下のコレ↓

あまり細かいデザインにこだわらないのであれば、ワードプレスの無料テーマでキレイなデザインに出来てしまうのでそれで十分でしょう。また、ワードプレス以外にも、Wix等、簡単にホームページが作製出来るものは色々あります。試しに使ってみて自分に合うものを利用してみて下さい。中小規模の宿泊施設のホームページは、そうやって費用を抑えて作製した方が良いのでは無いかと思いますので参考にしてみて下さい。


弊社ではホテルの収益改善のお手伝いをしております。弊社にホテルコンサルティングをご依頼頂いた施設様はホームページ制作を無料でご提供しておりますので、自分で作製するのが面倒だという方は是非お問い合わせ下さい。


コメントする