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民泊運営代行会社の料金体系比較|固定費用型 vs 出来高(売上%)型

最終更新日 : 2025年9月17日

民泊運営代行会社の料金体系とは?

民泊やホテルを運営する際、清掃やゲスト対応、集客までを代行してくれる「運営代行会社」を利用するケースは増えています。その際に必ず確認すべきなのが 料金体系。大きく分けて、

  • 固定費用型(毎月定額で支払う方式)

  • 出来高(売上%)型(売上の一定割合を支払う方式)
    の2つがあります。

この記事では、それぞれの仕組みとメリット・デメリットを比較し、どのようなケースで選ぶべきかを解説します。


固定費用型の料金体系

固定費用型の仕組み

毎月決まった額を支払う方式で、売上が高くても低くても支払い額は一定です。

メリット

  • 予算管理がしやすい:毎月の支出が決まっているので収支予測が立てやすい。

  • 売上が高いほど利益率が向上:繁忙期や高単価シーズンでは、相対的に手数料率が低くなる。

デメリット

  • 閑散期でも費用が発生:稼働率が下がっても一定額を支払う必要がある。

  • 運営代行会社が販促に非積極的:売上が上がっても手数料は変わらず忙しくなる為、代行会社が売上をあげる事に本気になれない構造

  • サービスレベルの低下:安すぎる手数料の場合、運営代行の依頼が殺到し、1施設にかけるサービスレベルが悪化する可能性がある。ひいてはゲスト対応も雑になりレビューが低くなってしまう事も。

出来高(売上%)型の料金体系

出来高型の仕組み

売上に応じて決められた手数料率(例:売上の20%)を支払う方式です。

メリット

  • 売上が少ないときのリスクを軽減:閑散期は支払額も低くなるため、赤字リスクを抑えられる。

  • 成果連動で安心感がある:代行会社も売上を伸ばすインセンティブを持ちやすい。(とても重要)

デメリット

  • 繁忙期にコストが増大:稼働率や単価が上がると手数料も増え、利益が削られやすい。

  • 長期的なコストが読みにくい:売上が伸びるほど支払い額も増え、固定費型より割高になるケースもある。


民泊オーナーにとっての向き・不向き

  • 新規開業・小規模物件 → 出来高型が安心。初期費用リスクを抑えつつスタートできる。

  • 成長期の物件 → 出来高型で代行会社のモチベーションを活かすのが効果的。

  • 安定期・高単価の物件 → 固定費型にすると、単価が高い高級路線物件の場合にコストを抑えられる。


固定費用型 vs 出来高(売上%)型の比較表

項目 固定費用型 出来高(売上%)型
仕組み 毎月決まった金額を支払う 売上の一定割合を支払う
コスト予測 毎月一定で安定 売上次第で変動
メリット ・予算管理がしやすい
・売上が高いほど利益率UP
・売上が少ないときのリスク軽減
・成果連動で安心感がある
デメリット ・閑散期でも費用が発生
・高単価施設では割高感がある
・繁忙期は手数料が増える
向いているケース ・稼働率が安定している施設
・高単価の物件
・新規開業物件
・売上がまだ不安定な施設

まとめ:料金体系の選び方

民泊運営代行会社の料金体系は、

  • 固定費用型は「安定売上がある物件」向け

  • 出来高型は「リスクを抑えて始めたいオーナー」向け

という特徴があります。


オーナー自身の 物件規模・運営ステージ・リスク許容度 を踏まえて選ぶことが、利益最大化と安定運営のカギになります。

元Booking.com アカウントマネージャー。那覇オフィス立ち上げ時から数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。