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Airbnbの車版「Anyca (エニカ)」はレンタカー不足の救世主!? 利用方法と登録時の注意点を解説!

最終更新日 : 2022年11月15日

レンタカー不足の影響もあって最近注目されている、個人間カーレンタルマッチングサービスAnyca(エニカ) 今後しばらくは続くレンタカー不足の救世主となるかもしれないサービスです。本日はそのAnycaについて利用者目線と貸し出すオーナー目線の両方から解説していきます。

Anycaとは

一言でいうと、「個人間カーシェアリングマッチング」

わかりやすくいうと、「Airbnbの車版」といったところです。

個人所有の使っていない車を他人に貸す事ができるサービスです。

DeNAと保険のSOMPOホールディングスが出資していて、母体もしっかりしています。

2019年の創業ですが、これまではそこまで注目されていませんでした。そんな中、コロナでレンタカー台数が減ったところで観光需要が回復。レンタカーの需給ギャップからレンタカー不足、レンタカー代が高騰した為に、Anycaが注目され始めているのです。

現在では全国で 9,000台もの車が登録されているそうです。

レンタル方法

利用は簡単。通常のレンタカーと同じようにサイトから検索して予約、現地で鍵を受け取るという流れです。

都市部を除くと、沖縄が比較的多く登録されていて、2022年7月末現在で281台の登録があります。

こんな感じで検索して車を選ぶ事ができます

尚、予約リクエストはアプリからのみとなっています。

オーナーとやり取りの上で予約が完了した後は、レンタル当日に現地に行くだけです。

車の登録方法

次は、貸し出す方のやり方をご紹介します。

まずはこちらから情報を登録していきます。

その際に、下記のように登録出来ない車についての注意が記載されていますので確認

諸々の情報を登録していきます。サイトは見やすく、登録しやすいUIとなっています。

登録の途中で、最も気になる貸し出し料金の設定も行います。

下記の3項目を入力すると、自動で24時間あたりの貸し出し上限額が算出されて、それ以上の料金では貸し出す事が出来ない仕様なのです!

  • 購入金額
  • 購入時走行距離
  • 年間維持費

最近のレンタカーのように1泊5万円等というべらぼうな料金設定が出来ないようになっているのです!

これ、貸し出す方には辛いけど、借りる方にはとても良い制限ですね。

尚、各項目を高めに設定してレンタル料を値上げしようとすると、審査の段階でAnyca側から連絡が来て却下されます(笑) しっかりしています。

気になる利用手数料は、

驚愕の25%!!!   

他に競合がいないので、強気の価格設定です。今後類似サービスが出てくるはずですので、そうなると値下がりするでしょう。

車の貸し出し

無事成約してレンタル当日になったら、両者で決めた場所で対面し、

  • お互いの免許証撮影
  • 傷確認
  • 鍵の受け渡し

といった、レンタカーを借りる際に行う作業をして貸し出しとなります。

5分程で終了するのでお互いにそこまでの負担にはならないでしょう。

尚、万が一の事故に備えて、ドライバーが1日自動車保険にも加入するしくみになってるので安心です。

まとめ

Anycaは借りる側に優しく(レンタル上限額自動設定)、貸す側に厳しい(手数料25%)個人間カーシェアリングマッチングサービスでした。

レンタカー不足に陥っている昨今、旅行を諦めずに、Anycaで車を探してみてはいかがでしょうか。