公開日: 2024年5月20日
最終更新日 : 2024年5月20日
先日発表されてたChat-GPTの最新バージョン、Chat-GPTo 様々な利用シーンが紹介されていますが、本日はホテルや民泊の宿泊業でどのような使い方ができるかを検証していきます。今後さらに進化するテクノロジーですので今の内から触っておきましょう!
Chat-GPTの精度
百聞は一見にしかず。ホテルっぽい会話を翻訳してもらいました。
認識精度を試す為にあえてかなり早口でしゃべっています
滑舌の悪い言葉もしっかり認識してレスポンスも早い
今後下記のようなシーンで利用できそうです
今後期待できる活用シーン
Chat-GPTは宿泊業では今後下記のようなシーンで活用できそうです
①翻訳業務
フロントに1つ置いておけばまさに翻訳コンニャク状態
多くの言語に翻訳できるので、多言語スタッフはもう不要です
ゲストが来たら、「ゲストは◯人です。日本語と◯語の通訳をお願い」と言って会話を初めてしまえば、動画で紹介したようにサラサラと翻訳してくれます。
若干レスポンスに時差がありますが、今後さらに早くなっていくでしょう
②電話対応
ホテルの設置アメニティや設備はどのようなものがあるか等の簡易的な問い合わせに対してはChat-GPTで応答できそうです。
設備一覧を読み込ませておいて、それを参照して応答するだけなのですでに実装している企業もあるかもしれませんね。
複雑な案件のみ人間につなぐ仕組みを作り上げればかなりの人件費削減にもなるでしょう。
③クレーム対応
どんなモンスタークレーマーにも延々と謝ってくれるのは助かる!電話対応ならバレないのではないでしょうか。しかも、AIなので変な口答えをしてクレーマーの怒りの炎に油を注ぐこともありません。怒りが収まるまで謝り続けてくれます。
なんならこれが一番欲しいかもしれません!(笑)
まだ人間のレスポンスには及びませんが、もう数ヶ月もするとGPT-5が出てきて人間と遜色無いレベルまで行くはずです
宿泊業のどんなシーンでChat-GPTが利用できるか想像しながら使ってみるととても面白い。是非みなさんもお試しください!
元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。