作成日:2026年5月29日 / 最終更新日:2026年5月29日
数多くの宿のOTA運用を見てきた中で、「Booking.comで成果が出ない宿」には驚くほど共通点があることに気づきました。多くは大きな戦略ミスではなく、ちょっとした設定の見落としが原因です。逆に言えば、ポイントさえ押さえれば改善は難しくありません。本記事では、特に陥りやすい3つの失敗パターンを取り上げます。
① 間接掲載のみでBooking.comを販売している
間接掲載とは、Booking.com以外のOTAに掲載することで、自動的にBooking.comにも掲載・販売される仕組みのことです。
一見ラクに見えますが、間接掲載だけで販売している場合、Booking.com本来の集客力を活かしきれていません。
Booking.comで販売するなら、Booking.comに直接掲載し、管理画面(エクストラネット)から設定変更やプラン作成を行うことをおすすめします。これだけで予約の入り方がまったく変わってきます。
理由は表示順位です。検索結果のアルゴリズムは、ほぼ間違いなく直接掲載の物件を優先しています。間接掲載のままでは、そもそも上位に表示されにくいのです。
② Booking.comだけ料金を高く設定している
「Booking.comは手数料が高いから」と、他OTAより料金を上げていませんか?
これをやると、Booking.com上では途端に予約が入りにくくなります。
他社より安くする必要はありません。ただし、他OTAと同一料金にそろえることは徹底しましょう。価格の不整合は予約機会を確実に取りこぼします。
③ 市町村が誤って登録されている
登録の段階で、システム上、存在しない市町村に誤登録されてしまうケースがあります。
この状態だと、エリア(市町村)で検索された際にヒットしにくくなり、露出が大きく減ってしまいます。
チェックポイントは住所欄。 アルファベットの見慣れない地名が紛れ込んでいたら要注意です。
「Booking.comから予約が入らないな」と感じたら、まずはここを確認してみてください。
以上の3点は、設定を見直すだけで改善できるものばかりです。心当たりがあれば、ぜひ一度チェックしてみてください。
元Booking.com アカウントマネージャー。那覇オフィス立ち上げ時から数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。