公開日: 2025年2月26日
最終更新日 : 2025年2月26日 ホテルや民泊の自動化が進んでいます。これまで人間が行っていた作業をAI や ITでだいたいしていくものです。導入できない施設から人件費の圧迫で経営が悪化していくことも予想されます。そこで本日は宿泊施設の自動化で代表的なものを5つご紹介します。全て導入すれば一人でいくつもの施設を運営することが可能に!
①案内メッセージを自動化
特に民泊などで無人運営をしている場合には、チェックイン方法のメッセージを送信する必要があります
- 鍵がどこにあるのか
- 身分証の提示
- インバウンドゲストの場合はパスポートの画像
それらのものを案内していく必要があります
自動メッセージ機能を使ってチェックイン、チェックアウトのメッセージを自動化したら8割くらいのゲストは勝手にチェックインして勝手にチェックアウトするようになります。手間ゼロで基本的にはトラブル対応のみで済むようになります
②チェックインを自動化
毎回同じ作業の繰り返しになるチェックイン業務をタブレットを使って自動化していきます。
ホテルのフロントで手書きで住所書かせるなんて狂気の沙汰!
宿泊施設は宿泊者の名前や住所連絡先などを収集する必要がありますが、それらは必ずしも紙である必要はないと旅館業法にも定められています
事前に OTA などから収集してあるゲスト名住所などを反映させるようにした上でタブレットのようなIT機器を使ってチェックインをすれば OK
チェックインに人間は不要です。
③スマートロックのPIN番号変更を自動化
スマートロックでも鍵の番号を変更しないと、前のゲストが簡単に入室できてしまう為セキュリティ的によくありません。その変更も自動化できます。
毎回手動で変更するのも大変!これをシステムで予約毎に自動で変更するようにしたらセキュリティ向上!手間減少!
ご紹介した案内メッセージとチェックインの自動化、PIN番号変更の自動化は下記記事でも細かくご紹介しています
https://myzminpaku.com/archives/9965
④料金設定を自動化
AIでマーケットの料金を解析させ、自動で料金を変更させるダイナミックプライシングで料金設定を自動化していきます
繁忙期は値上げ、閑散期は値下げ。近隣の値動きに合わせて料金が自動変動!値上げ漏れや極端な安売りがなくなります。
運営が1棟だけなら手動調整でも間に合いますが、物件数が増えると1年先まで適正な料金にするのは至難の業。週末や盆正月GWは値上げするのは分かりやすいのですが、そうではない通常時期で需要が高い日を細かく把握するのは至難の技です。システムで制御する事で確実に売上を伸ばして行くことができます
ただしシステムに任せっきりにするととんでもない料金になっていることも多々ある為、経験による手動での微調整は必ず必要になってきます
自動化することで売上増だけでなく自由時間が増えます
ダイナミックプライシングについてはこちらでも詳細に解説しています
https://myzminpaku.com/archives/10870
⑤問い合わせ応答を自動化
AIチャットボットを導入して宿に対する問い合わせを自動化できます。
アメニティや設備、チェックインに関する問い合わせを宿の情報を学習させたAIに解答してもらうものです
簡単な問い合わせにはチャットボットが回答することでスタッフの負担削減になるだけでなく、即回答が得られるためゲストの満足度行為上にも寄与します
ホテルではありませんが、このブログの右下にもAIチャットボットを置いてあります。弊社サービスに関連する事を学習させてありますので色々聞いてみてください。おおよその感じが把握できるかと思います
AIチャットボットの設定方法はこちらで解説しています
https://myzminpaku.com/archives/12195
人口減少が確定している日本では今後、人材不足になるのは間違いありません
IT・AIを活用して乗り切りましょう!

元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。