公開日: 2022年9月18日
最終更新日 : 2022年11月15日
まもなく開始される県民割の全国拡大版、彩発見NEXT。大きな効果が期待できますが、あれ?今やってる彩発見第4弾と何が違うの?という方も多いでしょう。そこで本日は両者の違いについてわかりやすく解説します。宿泊施設側での作業の違い等も解説しますので、今の内に整理いしておいて、スムーズに対応できるようにしましょう!
彩発見NEXT・第4弾 違い一覧
両者の違いの一覧表がこちら
NEXT(全国旅行支援) | 第4弾(沖縄県民割) | |
期間 | 2022年10月11日から | 2022年10月10日まで |
割引率 | 40% | 50% |
割引方法 | OTA or 直 | ゲストがクーポン購入 |
利用対象 | 全国民 | 沖縄県民 |
利用要件 | ワクチン3回接種 または 検査の陰性証明 | ワクチン3回接種 または 検査の陰性証明 |
利用制限 | 最大7泊5,000円/1人1泊 | 10,000円/1人1泊 |
地域共通クーポン額 | 平日3,000円休日1,000円 | 2,000円 |
宿泊クーポン取り扱い | 無し OTA等で直接割引 | ゲスト購入→ホテルに提示 |
地域クーポン取り扱い | 事務局→ホテル→ゲスト | 販売店→ゲスト(利用ホテルはからみ無し) |
全く別物なのに変に彩発見という名前にこだわった為に混乱を招きます。
どうせならGoToトラベルにして欲しかったものです。
大きく異る点
大きく異る赤字の箇所をご説明します
期間
まず、期間ですが第4弾は10月10日まで (延長されました!)
NEXTは10月11日開始となります。
割引方法
割引方法は、第4弾はゲストがイオン等でクーポンを購入してホテルを予約。チェックイン時にクーポンをホテルに提出して割り引き という流れでしたが、NEXTは割り引きが全国に拡大される為、ゲストがクーポンを購入するというのは現実的ではありません。
その為、以前のGoToのようにOTAで直接割り引きが行われ、差額はOTAから支払われます
対象となるOTAはまだ発表になっていませんが、楽天、じゃらんあたりは確実でしょう。
利用対象
第4弾は沖縄県民のみ、NEXTは全国民となります。名前を変えたGoToトラベルと思っていいでしょう。日本在住の外国人は割り引き適用外との事です。
いずれも検査の陰性が必要になりますが、陰性証明はPCR以外にも薬局等で受けられる無料の抗原定性検査でもOKです。
無料検査場は沖縄県のこちらのページで確認できます。
宿泊クーポン取り扱い
第4弾は4,000円〜10,000円の紙の宿泊クーポンをゲストが購入→ホテルに提出
NEXTはウェブ上での割り引きの為、紙の宿泊クーポン自体が存在しません。
地域クーポン取り扱い
第4弾は宿泊クーポンに地域共通クーポンがくっついていて、チェックイン時にホテルが宿泊クーポンをアプリで読み込んだ後から地域共通クーポンが利用できるようになるという仕様
NEXTは地域クーポンが事務局からホテルに送られてくるので、チェックイン時にゲストに地域クーポンを渡すという流れ
尚、お渡し時には①チェックアウト日の記入 ②押印 ③QR読み込み という作業が発生します。
宿泊施設としてはこの地域クーポンのお渡しというのが最も手間がかかります。無人運営の民泊等はリスク覚悟で部屋置きで渡すか、毎回手渡しするのが必要になるでしょう。
効果の程はいかに?
対象が全国民に拡大される事で大きなインパクトが期待できます。
また、過去のGoToは一律50%引きだった事もあり、高価格帯のリゾートに予約が集中しましたが、今回は制限があって、最大1人1泊5,000円(航空券付きの場合は8,000円)となっている為、低価格帯の宿に嬉しい設定となっています。
まだ開始日もOTAも発表されていない為、改めて開始前に確認が必要ですが、今のうちから申請して準備を進めておきましょう。
申請フォームから申請を受け付けていて、申請から登録完了まで約1週間程です。
全てウェブで完結するので今のうちにどうぞ!
元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。