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【OTAハック Vol.1】Stripeでノーショーゼロ & 無人現地決済を実現!

最終更新日 : 2021年6月1日

今回から新しく始まるシリーズ【OTAハック】!OTAの裏技や便利機能をご紹介していきます。このシリーズでは、これまで各記事の中で軽く触れたりしていた便利機能を、スピンアウトしてご紹介していきます。記念すべき第一回はStripeという決済システムをご紹介! 無人運営のホテル・民泊には必須のシステム!ノーショーをゼロにする方法と合わせて、無人運営でも現地決済に対応する方法をご紹介致します!

Stripeとは

Stripe(ストライプ)は、簡単にいうとクレジットカードの支払いをオンラインで簡潔に実行出来るシステムの事です。アカウント開設や維持費は無料で、手数料は決済金額の3.6%のみ。世界的大企業の為、非常に信頼出来るシステムで、ホテルや民泊以外でも様々な業態で利用されています。

Stripeでできること

Stipeを利用する事で可能になる事は多岐に渡りますが、ホテルや民泊で使える機能は主に3つ

  • 手動決済
  • メール請求書
  • 現地決済

ひとつづつ説明します。

手動決済

読んで字のごとく、クレジットカードを手入力して決済する方法です。ゲストのクレジットカード番号を取得して、それをシステムに入力する事で決済が完了します。

この機能を利用して、特にBooking.com等でノーショーした場合に課金すれば良いのでノーショー自体が気にならなくなります。

PMSと接続する事でこの決済を自動化する事も可能です。これにより、Booking.comであっても擬似的に全ての決済を事前に徴収する事ができます。

メール請求書

メールで支払い用のリンクを送って、リンク先にカード情報を入力してもらって支払いを完了する方法です。この方法であれば、ゲストはホテル側にカード情報を知られる事無く決済が完了する為、安心です。

現地決済

これはあまり知られていないかもしれませんが、タブレットチェックインシステムと連携して現地決済に対応する事も可能です。

タブレットにてチェックインする際に、タブレットにカード情報を入力してして支払いを完了させるというものです。支払いが完了した後にキーボックス番号を案内する設定にしておけば未払いも防げますね。

Booking.comは事前決済縛り出来ない為、現地決済を選択したゲストも受け入れる事ができますし、楽天、じゃらんはアカウント開設後でも事前決済が利用出来るまでに審査で1〜2ヶ月はかかってしまうので、その間、現地決済に対応させる事も可能です。

想定利用シーン

弊社でも実際にStirpeをほぼ毎日利用していますが、宿泊施設で使える方法は下記になるかと思います。主に無人運営の宿泊施設を前提にしています。

完全事前決済化

システム連携させてBooking.comを含めて全ての決済を事前払いにしています。こうする事で代金のとりっぱぐれが無くなるので、未払いを追いかける必要もなく、他の業務に集中出来ます。

オプション料金徴収

滞在中に別料金が発生する場合に便利です。例えば、宿泊中にレイトチェックアウトや、レンタル用品のリクエストがあった場合に利用出来るのです。

小額な代金の為に徴収に伺うのも人件費の無駄になりますし、部屋に代金を置いてもらってチェックアウト後の客室清掃時に回収するのも現金管理の手間がかかってしまいます。

これを、先にご紹介したメール請求書でお支払い頂く事が可能です。システムからメールを送るだけなので、1,2分もあれば完了します。

他にも使い方次第で色々な恩恵があるStripe。まだ利用していない宿泊施設はこれを基に一度お試し下さい。アカウント開設・維持費は無料ですよ!