公開日: 2024年2月22日
最終更新日 : 2024年2月22日
Airbnbでは昔から、リスティングの説明文でも何でもいいから1語だけでも毎日変更すると上位表示に有利という事が囁かれています。そんなハックがあればだれでも上位表示できて売上をあげられます。本当にそうなのでしょうか?先日行われたAirbnbホストミートアップにて直接Airbnb社員にに聞いてきました
Airbnbへの質問
Q「リスティングを毎日ちょっとずつ(1文字、1語ずつ)でも触るとエアビの検索アルゴリズム的に良い影響があるってホントですか?」
A「そんなアルゴリズムは聞いたこと無いし、本当だったとしてもそうですとは言えません(笑)大切なのは成約率等のデータを見ながらトライ·アンド·エラーを繰り返す事です。リスティング名を変えたり、メイン画像を変えたりする事で閲覧数や成約率に動きがあるのか。それを分析すれば色々みえてくるものがあります」
結論:そんなおいしい話は無い
やはりそんなウマい話はないようです。もし本当だとしたら、みんながみんな同じ事をするので結果、全く意味がなくなります。
初期の頃にそのようなアルゴリズムがあったとして、Airbnbほどのテック企業が放置するでしょうか? 公平性に欠けるバグとも言えますので既に修正されていると考えるのが理にかなっています。
実際にリスティング名や写真を変更すると予約が入りだす事もありますが、それはアルゴリズムによる上位表示等ではなく、純粋に名称が魅力的になったり、画像が目を惹くようになったからでしょう。
Airbnbに限らずBooking. comでもGoogleでもそうですが、検索アルゴリズムって社員に共有されるものではありません。
知り得たとしてもアルゴリズムハック的なものは長続きしません。GoogleでもSEOハックで上位表示させるテクニックは定期的に出てきますが、コアアップデートによって全て駆逐さててきた歴史があります。
小手先のテクニックに頼るのではなく、しっかりと王道を歩んでいきましょう!
元Booking.com アカウントマネージャー。数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。