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沖縄県内の修学旅行民泊、34%が無許可 実際に修学旅行民泊やってる人に聞いてみた

最終更新日 : 2020年6月30日 修学旅行民泊に関するニュースがあったので、実際に修学旅行民泊をしている家庭に話を聞いてきました。

沖縄県内の修学旅行民泊、34%が無許可 琉球新報

修学旅行民泊とは

修学旅行民泊とは、修学旅行に限って通常の家庭がお金をもらって生徒達を宿泊させるというもの。家主が生徒達に一日中同行する上、三食提供必須等の制約がある為、家主にとっては大変です。それでも、修学旅行は沖縄の閑散期に来る為、一部の家庭では重宝されていたようです。さらには、自治体から一泊数千円の補助まで出るので、修学旅行期に限っては一般の旅行者は受け入れずに修学旅行民泊のみを行う家庭もあります。

一般的な民泊が流行る以前は、修学旅行民泊は当たり前の様にやっていたようです。

沖縄県北部に多く、実際にやっていた方の話を聞きましたが、行政主導で修学旅行に限っては許可は要らないというような暗黙の了解だったとか。

現在では、一般的な民泊が多くなり、問題視されるようになっているのは周知の通り。最近では行政も修学旅民泊にも許可を取るよう指導してるそうです。ただ、修学旅行限定という前提の元、基準に緩和措置があるそうです。

修学旅行民泊の現在

そんな事情もあり、ここ2−3年は行政指導の元に旅館業の許可を取らされているそうです。その為、沖縄県北部と宮古島等では宿泊業はしていないけど旅館業ライセンスをもっている家庭が急増。数百軒にも登ります。そういった家庭は、修学旅行民泊の手間の多さと、昨今の一般的民泊の波もあり、修学旅行民泊を辞めて一般民泊に切り替えを検討している家庭も増えてきています。

完全切り替えまではいかなくても、修学旅行期以外に一般民泊をやればかなりの収益になるはず。該当する家庭はご検討下さい。

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