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1棟貸し民泊のOTAはBooking.comとAirbnbの2本体制がベスト|その理由を解説

作成日:2026年4月20日 / 最終更新日:2026年4月20日

1棟貸しの民泊・戸建て宿泊施設を運営するうえで、「どのOTAに掲載すべきか」は収益を大きく左右する重要な判断です。

結論から言うと、私は Booking.comとAirbnbの2本体制 をおすすめしています。本記事では、なぜ3つ以上でも1つでもなく「2本」なのか、その理由を解説します。


理由①:OTAを増やしすぎると実績がバラけてしまう

戸建て1棟貸しの場合、多くのOTAに掲載すると予約やクチコミが各OTAに分散してしまいます。その結果、どのOTAから見ても「あまり売れていない宿」に見えてしまう という状態に陥ります。

OTAの表示順位アルゴリズムは、基本的に以下のロジックで動いています。

  • 売れている宿 → 上位表示
  • 売れていない宿 → 下位表示

つまり、予約実績がバラけると、どのOTAでも下位表示となり、「どこでも売れない宿」ができあがってしまうのです。

1棟貸しの場合は、OTAを絞って予約を主力OTAに集中させる のがコツです。


じゃあ、1つに絞ればいいのでは?

ここで「それなら1つに絞ったほうがいいのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、OTAを1つに絞ると 閑散期の集客が心もとなくなる というリスクがあります。そのため、Booking.comとAirbnbの2本体制をおすすめしています。

大都市で閑散期でも観光需要が高いエリアであれば、1OTAで販売するという選択肢も十分にアリです。ただし、それでも私は2OTA体制を推します。


理由②:2OTAのほうが単価を高く設定できる

OTAが2つになるということは、強力な集客エンジンが2つ稼働する ということを意味します。

これにより、1OTA体制以上に稼働率を高めることが可能になります。そして、早い段階で稼働を確保できれば、強気の価格設定 で勝負できるようになり、結果的に高単価を作りやすくなるのです。

ただし、これを実現するには、ダイナミックプライシングを利用していても 細かな調整が必要 になります。料金を自動に任せきりにするのではなく、予約状況を見ながら適切にコントロールしていくことが求められます。


2OTA体制のデメリットも理解しておこう

もちろん、OTAを増やすことにはデメリットもあります。

  • サイトコントローラーや管理システムの導入が必要になる
  • 運用が煩雑になる

「そこまでするのはちょっと……」という場合は、無理をせず1OTAで運用するほうが良いでしょう。自社の運用体制と相談しながら判断するのがベストです。


まとめ

1棟貸し民泊のOTA戦略について、私の考えをまとめます。

  • OTAを増やしすぎると実績がバラけ、どこでも売れない宿になる
  • 1つに絞ると閑散期の集客が不安定になる
  • Booking.comとAirbnbの2本体制 がバランスが良く、高単価も狙いやすい
  • ただし、管理システムの導入や細かな価格調整など、運用の手間は増える

自施設のエリア特性や運用リソースを踏まえたうえで、最適なOTA戦略を組み立ててみてください。

元Booking.com アカウントマネージャー。那覇オフィス立ち上げ時から数百以上の宿泊施設にウェブ販売をアドバイス。アパートメントタイプから、ビジネス・リゾートホテル、グローバルチェーンまで幅広いタイプの宿泊施設の販促をサポート。OTAの裏事情まで熟知したノウハウでホテル・民泊のウェブ集客をお手伝いします。

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