民泊業界の今後はどうなるのか? 民泊新法前後でどう動くのかを解説

来年6月の民泊新法施行に向けて急速に動き始めた民泊。これまでグレーだったのが法の範囲内で運営可能になる反面、日数規制が課される為、逆にグレーのままだった方が良かったと思っているホストもいるのではないでしょうか。

 

今日はそんな民泊関連について、民泊新法前後で民泊がどうなっていくのかを予言してみたいと思います。

 

民泊関連はこうなる!(予言)

 

先に結論を言うと下記のようになると思います。

 

見せしめで書類送検

罰金は3万円なので痛くない。そのままグレー民泊横行

民泊新法施行後、各地で日数規制強化

見せしめ書類送検

罰金は3万円なので痛くない。そのままグレー民泊横行

旅館業法改正 罰金が3万円から100万円に

見せしめ逮捕

ようやくグレー民泊がなくなり適法に運用される

 

という流れになるかと思います。もう少し解説します

 

民泊新法前 (2017年6月まで)はこう動く

 

まず、見せしめで幾つかの違法民泊がしょっぴかれます←ココが現在の状況です。例えば下記。無許可営業で書類送検されています。

 

元大阪市職員を書類送検 民泊、無許可営業の疑い  2017年9月26日 日本経済新聞

 

違法ではありますが、罰金が3万円程度。民泊だと数泊で元が取れる為、違法民泊はなくならないはずです。他にも多くのヤミ民泊が過去に注意されたり、書類送検されていますが、Airbnbの登録数もこういった報道で減る事はありません。

 

沖縄県 Airbnb 登録件数 推移


参考)Airlabo

http://airlabo.jp/article/?area_id=47000

 

次に、来年の6月に予定されている民泊新法施行に向けて、全国各地で徐々に規制を強くしようとする動きが活発化するはずです。民泊新法では、年間180日の規制ですが、条例でさらに厳しく規制する事が出来ます。実際に昨日の琉球新報でも沖縄で民泊日数規制をかけようとする動きが報じられています。

 

民泊新法に対応 沖縄県が条例制定へ 2月議会にも提案

 

沖縄だけでなく、北海道、京都等の人気観光地でも同様の動きです。

 

民泊条例、沖縄や滋賀も検討 北海道・京都に続き 制限区域や禁止期間など焦点に

 

新法施行後にすぐに動けるように準備しているのでしょう。ホテル業界のロビー活動の結果でしょうか。

 

民泊新法後(2017年6月以降)はこうなる!

 

2018年6月以降は地域によって日数規制がしかれますが、それでもグレーな民泊はなくならないと思います。その理由は、罰金が3万円だから。上記でも触れていますが、数泊で元が取れる金額の為、バレるのを覚悟で民泊運営する方はまだまだいるはずです。

 

よく勘違いする方がいるのですが、罰金の規制は民泊新法では無く、旅館業法の規制です。民泊新法が施行されても、旅館業法が改正されないと罰金が変わらない為、効果は半減。

 

法改正は国会の審議を経て、決定→施行になるのですが、先日の衆院解散で法改正の審議が遅れる見通しが大になったのです。

 

旅館業法改正、再び先送りも 「ヤミ民泊」への罰則強化が柱 臨時国会が冒頭解散、審議時間窮屈に

 

来年の国会となると、それから審議→決定→施行となる為、実行力を持つようになるのが大分後になりそうです。恐らくそれまではヤミ民泊は無くならないというのが、私の予想です。

 

旅館業法が改正され、罰金が100万円になった後、いくつかの無許可民泊がしょっぴかれて初めて、ヤミ民泊が減っていくのではないでしょうか。

 

規制産業の末路

 

こういった規制は非常に残念でなりません。観光業自体がせっかく訪日観光客で盛り上がりを見せているのに、政府が既存産業を保護しようとすればするほど産業自体が衰退します。

 

これまでの歴史を見ても、国に保護された産業ほど、衰退しています。

 

例えば

 

農業

関税で保護された上、補助金漬けで努力をしない為、国際競争力が全く無くなった

 

テレビ業界

電波免許によって保護されている為、競争力がなくなり、ネットに視聴者を奪われる

 

銀行

銀行業免許によって保護。窓口3時に閉まる、ATM24時間じゃない 等、怠慢過ぎて笑えてくる。

 

逆に保護されなかった自動車産業等は、試行錯誤の上でトヨタを始めとした世界屈指の企業がいくつも生まれました。

 

競争に晒して、良いものが残る、駄目なものは消えるという市場原理に任せた方が健全だと思うのです。恐らく、現在の宿泊業界も民泊新法と旅館業法による保護で競争力が無くなって、魅力の欠る宿ばかりになるのでは無いかと危惧しております。

 

そうならない為にも、民泊とホテル、健全な競争でお互いに魅力のある宿として発展して、観光客を楽しませてくれる事を祈っております。マイズみんぱくも、微力ながら様々な有益な情報を発信していきます!

 


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