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【新型コロナ】沖縄はGoToトラベル除外されるのか!?最近の感染状況からその可能性を検証!

最終更新日 : 2020年11月24日

コロナ第三波が叫ばれ、GoToトラベルのお陰でせっかく波に乗ってきていた観光業に暗雲が立ち込めています。感染状況によって知事の判断でGoToの除外を検討しようというのです。そこで本日は最近の沖縄県のコロナ感染状況を全国主要都市と比べて、沖縄がGoToトラベル除外される可能性を考えてみます。(尚、GoToイートに関しては当サイトの趣旨から外れる為、記事内では言及しておりません)

GoTo除外か!? 北海道・大阪

現状でGoToトラベルの除外が検討されているのは、大阪市と札幌市。

都道府県全体では無く、市町村単位でピンポイントに除外するようです。

政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」を巡り、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な大阪市と札幌市が対象地域から一時除外される見通しとなった。

大阪・札幌、GoTo除外へ 大阪は飲食に時短要請方針

都道府県全体でない点は安心材料ですが、ようやく息継ぎ出来そうな所まで回復していた観光業にとっては暗いニュースです。

全国主要都市の感染状況

北海道と大阪が苦しい状況という事ですので、他の主要都市と沖縄を含めて11月23日の新規感染者をグラフにしてみました。

人口10万人あたり新規感染者数(11月23日)

北海道、大阪は突出しているのがわかりますね。それに比べると沖縄はまだまだ危険な水準では無いのが伺えます。

福岡は大都市にも関わらずかなり低い値となっています。

都道府県ごとの感染者数の推移

次は主要都市の感染者数の推移をみてみます。データはNHKを参考にしています。

北海道

東京

大阪

感染者の波を見ると過去の数よりも大きくなっているのが分かります。

福岡

沖縄

福岡、沖縄に関しては横ばいといったところです。

これらの数値だけを見ると、すぐに沖縄がGoToトラベル除外になるのは考えにくいでしょう。

各地域への航空便発着数

コロナ感染抑制の為にGoToトラベル除外が検討されていますが、そもそもGoToトラベルを除外する事が果たしてコロナ抑制に効果があるのでしょうか?

ここで面白いデータをご紹介します。Bloombergが発表した、11月の世界の最も忙しい国内線ランキングです。その第10位に羽田-那覇がランクインしていました。

世界の忙しい国内線 2020年11月

https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-11-17/these-are-the-world-s-busiest-airline-routes-during-covid-times

コロナで国際線は非常に少ない為、今月世界でもトップ10に入る程の入域があったのが沖縄といえるでしょう。

ちなみに、4位が羽田-札幌 5位が羽田-福岡 8位が羽田-大阪となっています。

GoToトラベルがコロナ感染を助長しているというのであれば、羽田からの入域がほぼ同数の札幌と福岡は同じ様に感染爆発しているはずですが、先のグラフて見たようにそうはなっていません。新規感染者数では札幌だけが爆発して、福岡が見事に抑えられています。北海道も福岡県も人口が500万ちょっとでほぼ同数ですので比較しやすいのではないでしょうか。

福岡市長のデータ

福岡市長の高島宗一郎市長もGoToトラベルとコロナ感染者数に相関は無いと断言しています。

Go Toトラベルが関係しているのであれば、全国各地で同じ傾向があってもおかしくないと思うのですが、 11月19日時点の分析においては、Go Toトラベルと福岡市の感染者数に相関関係はみられませんでした。

https://ameblo.jp/so-takashima/entry-12639023316.html

GoTo開始以降宿泊施設のか同指数はグングン伸びていますが、感染者は第二波で減ったきり横ばいです。

以上から、

GoToトラベルの除外はコロナ抑制には関係無く、GoToトラベルを除外したところで、感染者が増えている地域は引き続き増えていくのではないかと考えられます。

何故福岡、沖縄は感染者が増えないのか

何故沖縄や福岡が北海道のように増えないのかについては様々な要因があるかと思いますが、GoToトラベルでは無く、単純に季節なのでは無いかと思えてならないのです。

東京や大阪等の大都市は国際線も多く、ウイルスが持ち込まれやすい環境があり、かつ人口が密集している為、感染拡大が他の地域より早いのは想像がつきます。

それ以外の地域は東京、大阪からの入域が多いかつ冬になった地域が感染拡大しているのではないか。

そう考えると、東京からの発着数が多いのは北海道、福岡、沖縄

その中で気温が低い北海道が先に感染拡大、次に来るのは福岡。沖縄は冬が無いのでこのまま感染者数横ばい(願望)

となって欲しい!!あくまでも願望です。

ウイルスは冬に活発化

願望だけでは無く、実際にウイルスは冬に活発化するのはよく知られています。インフルエンザも冬に多くなりますね。

何故冬にウイルスが活発化するのか完全には解明はされていないそうなのですが、一般的に考えられているのは

  • 湿度が低くなる事によって喉・鼻粘膜も乾燥し、ウイルス等の異物が排出されにくくなる
  • 寒さで体調を崩してウイルスに負ける
  • 寒さで換気が疎かになる

等があるそうです。実際にインフルエンザがピークを迎えるのは年によって多少前後しますが、概ね12月〜2月頃

https://www.asahi.com/articles/ASN4R346VN4QULBJ002.html

昨年のインフルエンザも北海道はじめ、北寄りの地域で感染が多かったようです。毎年かどうかは知らん。

都道府県別では、北海道(10.12)がもっとも多く、青森県(8.08)、石川県(6.04)、宮城県(5.14)、山形県(5.13)、広島県(5.04)、富山県(4.96)、福岡県(4.85)、鹿児島県(4.34)、長崎県(4.13)、熊本県(4.10)、秋田県(4.00)、神奈川県(3.94)、福島県(3.88)、新潟県(3.51)、愛知県(3.27)、沖縄県(3.22)、東京都(3.00)と続いている。

【インフルエンザ19-20】患者数1万人突破、最多は北海道

福岡もまあまあ上ですね。。。

各地域の11月の平均気温と湿度は下記

市町村最高気温湿度
札幌4.9℃67%
福岡13.8℃67%
那覇22.1℃69%

11月は福岡はまだ秋といった所でしょうか。今後冬が近づくにつれもう少し増えてきてもおかしくないかもしれません。

福岡の11月の13.8℃というのは沖縄の2月頃の気温。そう、沖縄には冬が無いのです。秋の次は春です。そう考えれば、沖縄はこのまま感染者横ばいでいくのでは無いかという願望も出てきます!

沖縄のGoTo除外はどうなる??

ただ、コロナ騒動の怖い所は、このような数値を元に判断されているのでは無いという点。知事が慌てて「GoToトラベル除外だー!」等となってしまえばそれまでです。実際に全国にそのような知事首長は多いかと思います。福岡の高島市長のようなしっかり判断出来る首長ばかりでは無いのです。

以上から沖縄のGoTo除外可能性については、

  • 数値上は現時点では沖縄はGoToトラベル除外の必要は無い
  • でもそんなの関係無くデニー知事次第

といった所でしょうか。

観光立県だけに、知事には冷静な判断をして欲しいと願っております。

沖縄県でのコロナ死者は11月23日時点で累計68人。コロナ不況でそれ以上に自殺者が出ない事を祈ります。

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