沖縄は今は繁忙期では無い!ドド閑散期である!!というのをデータを元に説明します

コロナもようやく落ち着きを取り戻し、観光客も日を追うごとにかなり戻ってきています。これを期に宿泊単価も「以前に比べ」戻りつつあるのですが、実際にはどの程度の戻り具合なのか気になる所です。そこで今日は今年の7,8月がコロナ前の何月位の観光客になるのかを各方面からの予測を元に検証していきます。

2019年沖縄県入域客数

まず始めに昨年の入域客数から見てみます。

入域客数(千人)1月を100%とした場合
1月753.5100%
2月772.2102%
3月884117%
4月851.4113%
5月834.9111%
6月868.2115%
7月963.6128%
8月1021.2136%
9月809.3107%
10月851.3113%
11月799.2106%
12月755.1100%

令和元年(暦年)沖縄県入域観光客統計概況

1月が最も少なく75万人

7月は96万人1月との差は1.28倍でした。

8月は102万人1月との差は1.36倍でした

今年2020年夏の入域客数

こちらは現在進行系で結果が出るまでにもう少し時間がかかるので、沖縄コンベンションビューローの試算を参考にします。

ビューローの予測では、夏の入域客数は昨年同じ月と比べ下記のようになるそうです。

7月 40%

8月 50%

沖縄への観光客、5~8月は77%減 新型コロナ影響で OCVBが推計 2020年6月25日

以前に検証していますが、沖縄コンベンションビューローの試算は結構正確です。

昨年の入域客実績と今年の予測データを掛け合わせて計算すると

予測入域客数

  • 7月 96万人 x 40% = 38.4万人
  • 8月 102万人 x 50% = 51万人

となり、最も少ない1月の実績と比較して

  • 今年の7月は コロナ以前のド閑散期1月の51%の入域
  • 今年の8月は コロナ以前のド閑散期1月の68%の入域

となります。今年の7月はド閑散期の1月のさらに半分程度の需要しか無いという事ですね。

以前の宿泊単価

ついでに平均宿泊単価についても見てみます。

宿泊単価については最新の調査が2018年で年度での資料でしたのでそのデータを元にします。

弊社にお問い合わせの多い宿泊特化型ホテルのみを抜き出してみるとこのようになります。

公庫レポート 2018年度 県内主要ホテルの稼働状況

1月が最低で7700円

7月は8921円で1月との差は1.16倍でした。

8月は9396円で1月との差は1.22倍でした。

2018年は沖縄観光がまだまだ絶好調の頃なので結構高めになっていますね。

現在の宿泊単価

では、マーケットの料金はどうなっているのでしょうか。実際に現在販売されている価格を少し覗いてみます。最も販売力のある楽天トラベルで検索してみます。

  • 検索条件
  • 検索日 : 2020年7月9日
  • OTA : 楽天トラベル
  • 宿泊日 : 7月29日
  • 泊数 : 1泊
  • 人数 : 大人2名1室

結果はこのようになりました。

1,2ページ目(売れ筋)にある安いホテルを選んでいます。税抜で3637円〜となっていました。7月です。

メルキュールのようなグローバルチェーンや国内大手チェーンでも夏のこの時期で5000円台。やはり夏とは言え、閑散期の半分位の入域の為、単価は上がってこないのです。

同じタイプのホテルでも1万円近いような金額で販売しているホテルもちらほら見受けられます。予約が入っているのであれば問題無いのですが、過去の実績を元になんとなく値付けしているだけだと需要とミスマッチを起こしますのでご注意下さい。

まとめ

以上をまとめると

2019年の入域

  • 1月が最も少なく75万人
  • 7月は96万人で1月との差は1.28倍
  • 8月は102万人で1月との差は1.36倍

2020年の予測入域客数

  • 7月 96万人 x 40% = 38.4万人
  • 8月 102万人 x 50% = 51万人
  • 今年の7月は コロナ以前のド閑散期1月の51%の入域
  • 今年の8月は コロナ以前のド閑散期1月の68%の入域

2018年の平均宿泊単価

  • 1月が最低で7700円
  • 7月は8921円で1月との差は1.16倍
  • 8月は9396円で1月との差は1.22倍

那覇市の宿泊単価

  • 那覇市で実際に販売されている7月の2名1室の料金
  • 売れ筋は3,637円〜5,364円

宿泊単価に関して言うと、8月は7月よりもかなり高く販売しているホテルが多く見受けられます。Go to Travelキャンペーンで需要が大きくなればいいのですが、コンベンションビューローの予測通り1月の68%の水準に落ち着いたとすると、ここから一気に値崩れしてくるかもしれません。

夏だからという理由だけで値付けをするのでは無く、マーケットの動きを注視しながら値付けをしてくように注意しましょう。

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