【沖縄県観光客】 7,8,9月夏の見通し!データを元に徹底予測!!ズバリ今年は昨年の69%!!

ようやく復活の兆しが見えてきたコロナショック。5月14日にも緊急事態宣言が多くの都道府県で解除される見込みとの報道もあります。そんな中、今年の夏の観光需要はどうなるのか!?過去の数字を元に「楽観的に」推測してみたいと思います。

昨年の沖縄県観光客実績

まずは昨年2019年のクルーズ船等の海路を除いた空路の実績から

2019年 7,8,9月 沖縄県入域客 空路実績


7月8月9月
国内653,900735,900589,3001,979,100
外国174,000150,000120,800444,800
合計827,900885,900710,1002,423,900
国内比率78.98%83.07%82.99%81.65%
外国比率21.02%16.93%17.01%18.35%

沖縄県入域観光客数

7-9月の3ヶ月合計で約240万人。その内国内客が198万人で全体の82%となっていて、7月よりも8,9月の方が国内比率が若干高くなっていました。小中高の夏休みが7月後半から8月末、大学生の夏休みが8月から9月末というのが関係しているかもしれません。いずれにせよ思ったよりも国内比率が高いのは安心材料ですね。

航空路線の回復

航空路線は海外便よりも国内便の方が早期に回復するのは想像できると思いますが、国内需要がマックス回復したとして昨年の82%程度の宿泊需要という事になります。あくまでも最大値です。

一応の可能性としては、日本のコロナ患者数が少ない点から、一部アジア路線が夏に向けて増便していく可能性はあります。実際にキャセイパシフィックも僅かですが関東を中心に増便を発表しています。

キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空は、6月21日以降、運航路線を拡大する。〜中略〜 供給座席数は、6月20日までは通常の3%、6月21日以降は通常の5%となる。

キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空、6月21日から運航路線追加 日本線は週14便体制に 2020年4月30日

今後は海外路線は恐らく緊急事態宣言が解除された地域から徐々に増便していくものと思われます。航空会社としてもモタついていると会社が潰れてしまうので、ある程度安全性が担保されれば口火を切って便が増えるかもしれませんが、観光需要となると今年の夏は予測し辛いでしょう。航空便が復活しても「海外旅行は来年で」となるはずです。那覇線もいつから回復するかは予測が難しい為、今年の夏はインバウンドは無しで考えてみたいと思います。あったらラッキー程度で。

日本人の海外旅行比率

インバウンドよりも期待したのは、もともと海外旅行に行っていた日本人層の国内旅行回帰です。

「今年の夏はコロナで海外は無理だから国内に行こうか。北海道はまだコロナいるし、沖縄とかどう?」

なんて流れになってくれたらしめたもの!という事で過去の海外旅行について調べてみました。

JNTOによると、2019年の7-9月の日本人出国者数は約552万人

日本人出国者数
7月1,659,000
8月2,110,000
9月1,751,000
合計5,520,000

【図解】2019年の日本人出国者数総計、初の2000万人突破、前年比6%増(直近10年間の推移グラフ付き)

次はそのうちどれくらいの人が沖縄に来るのか、推計してみます。

観光庁の宿泊統計2019年版によると国内宿泊旅行に占める沖縄のシェアは全体の約5%
※「都道府県別延べ宿泊者数」より計算

以上より、通常であれば海外に行くはずの552万人の5%が沖縄旅行に来ると仮定すれば27.6万人

これを冒頭でご紹介した昨年7-9月に沖縄旅行した日本人1,979,100に足すと

1,979,100+276,000=2,255,100人

となってインバウンドも含めた2019年実績2,423,900人の約93%になります。

これがマックス上手くいった場合の最大値。ただ、こんなうまくいくはず無いだろ!というのは書いてる本人が一番よくわかっています。

不確定マイナス要素としては

  • 日本人客が昨年と同程度沖縄に来るワケが無い(コロナ不安、不況等の理由)
  • コロナで学校が4,5月休んだ分、夏休みが短縮されて家族連れ観光客が減る
  • 第二波が来て自粛延長

不確定プラス要素としては

  • 海外路線の若干の回復
  • 競合宿泊施設の撤退による競争緩和
  • 政府の旅行クーポン政策

というのがあるのでは無いでしょうか。

2020年夏の観光客推計値はコレだ!

今年の夏の観光客数を具体的に推計してみます。9.11の同時多発テロ程の驚異でも発生から4ヶ月経つ頃には観光需要もある程度回復していました。4月7日の緊急事態宣言から4ヶ月というと8月上旬。それらを考慮して

7月はまだコロナの影響がある為、5割、8月は夏休み短縮が影響する為8割、9月は順調に回復した上に国内旅行回帰客がいる為、9割位回復にしたと仮定した場合の観光客数はズバリ!!

165万人!!昨年夏の69%(31%減)です。

言い切っちゃった!

2019年国内客国内回帰客調整係数予想来沖客
7月653,90082,95050%368425
8月735,90010550080%673120
9月589,3008755090%609165
1,979,100276,0001650710

ちょっと言い切り過ぎた感はありますが、実現すれば大分落ち着きを取り戻すのでは無いでしょうか。「いや、それは違う!」という方は上記の調整係数をいじって計算するか、是非ファクトベースで別の推計をお願い致します。参考にさせて頂きます。

上記はあくまでも数字を元にした推計値でしか無いので、結果は過ぎてみないとわかりません。稼働率等はホテルの立地や状況等によっても変わってくるでしょう。ただ、実際には7-9月の数字は既にコロナ収束を見越して大分動き始めているので、最大の結果を得るには、日々の稼働率や単価を見ながら推測、対策していくしかないのかなと思います。その為にも今回のデータが少しでも参考になれば幸いです。


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